女の子に気が付いてほしい大事なこと/自信をもって
中国と台湾に1年弱住んでいた間、
何度かこんなことを言われた。
「日本人の女の子は自信がないね」
礼儀正しい反面、
一緒にいて張り合いがないし
意見を言わないから話が
あまり盛り上がらないという
イメージが強いらしい。
周りとの調和を第一にする日本人は
確かに中国人から見たら
自己主張のない民族に見えるのだろう。
日本人友人とご飯に行くとき、
「どこがいい?」という質問に対する答えは
過半数以上が「なんでもいいよ」
それを言われた場合は
正直めちゃくちゃ困る(笑)
もちろん全員が全員
そういうわけではないが
中国に行くと「なんでもいいよ」
という回答が死ぬほど嫌がられる。
以前親戚のお姉ちゃんと
上海ディズニーへ行ったときに
「私は日本人の意思がない感じが苦手だから今日はそれなしね」
と念を押された。
(その日一日ドキドキだった)
しかしここで私は思った。
日本人は決して意見がないわけじゃなくて
察するという文化が強いだけなのでは?
…と。
だって日本人の女の子の美意識は
世界最高峰だと思うもん。
コンビニに行く時ですら
メイクをするのは少しやりすぎ感があるが、
職場や学校では基本的に
女性はメイクをしている。
(何ならメイクをしている状態が
マナーという人もいる)
洋服も流行をある程度取り入れた
素敵な服装をしている女性が
街中に多すぎる。
中国は(地域によるが)東北地方だと
超美しいモデル級の女性が稀にいて
基本はすっぴん簡素な服装が
通常モード。
(美の価値観が違うからそれが
悪いわけじゃないよ)
もちろん出掛けるときは
思いっきりお洒落する。
日本の都心だと
大体が平均以上のかわいいのレベルを
超えている。
脱毛がしっかり隅なく済んでいるのも
なかなか美容先進国だと思うゆえん。
実は韓国の整形手術件数を
日本のそれは優に超えているのだ。
それほどまでに見た目にお金と時間をかけて
努力をしている日本人女性が
なぜ自信がないのか。
もちろん個人差はあるけれど、
全体の傾向としてこれはあり得る
と思うのね。
やっぱり男性優位の社会で
ずっと虐げられてきた背景から
女性は物腰柔らかい口調で
男性の3歩下がって歩くことが
よしとされてきた。
その中では、自信を持つ/意見を
はっきり言うっていう行動は
良しとされなかったのかもしれない。
思っている以上に
日本の男女格差は激しい。
街を歩いていて顔面に
点数をつけてくる男性がいたり
会社の重役に女性が一人もいなかったり
ジムで軽装で運動ができなかったり
痴漢で泣き寝入りが多かったり
(マジでこういう男性いる)
そういう場面を見ていると、
男性優位の年功序列の社会では
男性がデート代を負担するのもうなずける。
(これに関しては女性が言うことではないけどね)
性別のよって生涯年収にあそこまでの
差が出るのであれば。
そんな状況を普通だと考えて
男性の前で必要以上におバカなふりを
することが愛嬌だと考える女性に問いたい。
それでいいのか、と。
上から目線のように
見えるかもしれないけど、
あなたたちの価値を自ら
下げているように見えてしょうがない。
世の中には思っている以上に
優秀な頭の切れる女性が多い。
東京医科大学の大学入試では
男女比を調整するために
女生徒の入試点数を一律下げた。
こんなの、本来は許されない
とおもうんだ。
(頭でっかちかな??)
こういうことを言うと、
「モテない女がまた騒いでる」
と思われるかもしれない。
しかし強い女性の存在を認めることは、
優しい男性の存在を認めることにも
つながる。
恋愛で必ずしも
男性からデートに誘う必要はない。
女性から口説いてもいいし、告白だって
男性に強いることはない。
だから男女どちらも
”男らしく”
”女らしく”
なんて固定観念に縛られないで
自由に生きるためにもまずは女性が
気が付こう。
そなたは美しい。自信をもって…。
自分の子供には性別の垣根を越えて
自由な社会で生きてほしいなあ。