エジプト―想像していた以上に贅沢なクルーズ船の旅
9月に入った途端に秋の気配漂うイスタンブールです。日本の気候はいかがでしょうか? 暑い暑いと言いつつ、夏も過ぎてみればあっという間…というのは毎年のこと。私のほうはイスタンブールで過ごす初めての秋…。どんな秋景色を見ることができるのか楽しみです。さてさて、8月にエジプト旅行にご家族でいらしてくださったお客様からエジプトの風景のお便りをいただきました。エジプト旅行に関しては、治安上の理由などから少し迷っておられるお客様も多いかと思います。エジプトは個人旅行がしにくそうだし、団体しかオプションがないかな…と思っておられる方もおられるかもしれません。ところがどっこい、エジプトも個人で回っていただけます(とはいえ、ガイド付きではあります)。当方の取引先はエジプト全土にネットワークを持つエジプト老舗の旅行会社。敷居が高そうに思える自由な旅創りもしっかりお手伝いさせていただきます。以下のフィードバックもぜひご参考になさってくださいね。*ちなみに写真はお客様からお送りいただいたものではなく、掲載させていただいている本文とも関係がありません。先日のエジプト旅行ではお世話になりました。とても楽しい旅行でした。エジプトでの現地部分を丸ごと手配していただいたわけですが、私たちが想像していた以上に贅沢なものでした。カイロに到着した私たちを待っていてくれたのは、3人のムハンマドさんでした。アシスタントのムハンマド、運転手のムハンマド、ガイドのムハンマド。車の中には、3人の日本人と3人のエジプト人。しかもガイドさんは日本語ガイド。あれっ?英語ガイドのはずだけど、なんで?とは思ったものの、日本語が通じる人がいるのはなかなか便利でした。カイロを離れ、ルクソールから乗り込んだクルーズ船も贅沢な体験でした。クルーズ船というのは、船客全員で遺跡を回ると思っていたのですが、旅行会社ごとなのに驚きました。そのため、ルクソールでは、私たち家族にガイドのハニさんがついてくださりプライベートツアー状態でした。その後アスワンまでの遺跡では、オーストラリア人ご夫婦2組と一緒になりましたが、少人数だったのでハニさんにはいろいろ気を配っていただきました。アスワンの空港で機材トラブルのため4時間待ちになったとき、カイロのムハンマドさんに連絡を取ろうにも、連絡先を書いていただいた封筒を紛失してしまい、結局木村さんにお世話になりました。ありがとうございました。アスワンの空港でチェックインを担当してくれた空港職員のおじさんがなぜか日本の芸人さんのギャクに通じており、「ゲッツ!」や「なんでだろう」を一生懸命演じてくれたり、4時間待ちになった私たちに状況を説明しに来てくれたりと、親切にしていただきました。アスワンの謎、というかカイロに戻るチケットが、2人がビジネスで1人がエコノミーという不思議仕様でした。不満があるわけではないです。不思議だな…というだけで。今回は8月のエジプト、盛夏ということを考慮してゆったりした行程にしました。初日はピラミッド、スフィンクス、考古学博物館の後、お昼を食べて終了。エジプトのお昼は日本より遅いので、それでも3時頃になってしまいました。日程の詰まったツアーなら、この後まだ続くのかもしれませんが、私たちにはムリでした。最終日に迷っていたサッカラは結局行きませんでした。ガイドさんは勧めてくれたのですが、体力に自信がなかったのでムリをせずキャンセルしました。でも、それで正解だったと思います。ファラオ村とイスラム地区の観光、お昼を食べ、シティスターズで買い物をしてホテルへ戻ればすっかり夕方です。クルーズ船ではさらにゆったりとした時間が流れていました。8月のルクソールは2~3時間観光しただけで汗だくになるので、クルーズ船に戻った後シャワーを浴びて、そのまま部屋ごと移動して次の目的地へ行くというのは本当に助かりました。ルクソールのアシスタントさん、ガイドさん、アスワンのアシスタントさん、皆さんが「ナイル川はカイロとこっちではずいぶん景色が違う。カイロに戻ったら、この景色が懐かしくなるよ。」と言っていました。そんなものかな…と思っていたのですが、カイロ空港に着いてすぐその気持ちが沸き上がってきました。ああ…あののんびりした景色が懐かしい、と。どうやらエネルギッシュな旅行より、せっかく海外行ったのにもったいない…というくらいのんびりした旅行の方が私たちには合っているみたいです。昨年のヨルダンにつづいてエジプトと、木村さんには本当にお世話になりました。ヨルダンとエジプトって同じアラブの国だし、そんなに違わないんじゃないのって思っていたのですが、実際行ってみると違うものですね。そもそもエジプト人は自分たちを「アラブ人」と思っていないようでした。「アラブ」=湾岸のお金持ちの人たちで、自分たちはエジプト人と分けているようでした。ヨルダンとエジプトの違いで言えば、ヨルダンではお腹を壊すことなどなかったのに、エジプトではやられました。人で言うと、なんというか、エジプト人の方がより子供っぽいというか…。自分の気持ちに実に素直な国民だな、と思いました。そうは言っても旅行会社の方やガイドさん、お世話になった方はみなさん時間厳守だし、私たちの前でタバコは我慢していたみたいだし、実に手厚くもてなされているなと感じました。きっと私たちが見てきたエジプトは上澄みのキレイな部分なのでしょうね。 今回の旅行ですっかりクルーズ船が気に入ってしまいました。海と違って揺れないのもいいです。ナイル川クルーズの他にナセル湖クルーズがあり、ナセル湖には大きなワニもいる…とガイドさんに聞いた私たち。かなり心惹かれています。もしかしたら数年後、またお世話になるかもしれません。そのときはまたよろしくお願いします。長文になってしまいましたが、木村さんには心から感謝しています。これからもご活躍を願っています。ありがとうございました。今回はクルーズ船を含めたご旅行をいうことでご依頼をいただきました。クルーズ船は週末出発の便以外は、4泊以上が前提となります。ですからお日にちに余裕のあるお客様しかご利用いただけませんが、時間的に余裕があるお客様はクルーズ船でのリッチな旅もぜひご検討いただければと思います。ご家族3名様でのご旅行でしたが、アスワンからカイロへの便では「2人がビジネスで1人がエコノミー」という奇妙な座席予約になっていたようです…。お客様にもお書きしたのですが、当方の取引先の旅行会社はサービス精神が旺盛で、ホテルのお部屋のグレードアップなど「サプライズ‼」的なサービスをしようと尽力する癖がありまして…。それが裏目に出て、今回のフライトのように時々不思議な現象が生じてしまうのかもしれません。3人分のビジネスは確保できなかったけれども、せめて2人分だけでも…という彼らなりの取り計らいかもしれません。それもこれも、取引先の旅行会社がメインに取引をしているのはアメリカ。アメリカからのツーリストのお手配をこれまでずっとしてきた会社です。反対に言うと、日本からのツーリストは私のお客様が初めて。旅行会社としては老舗で経験豊富ですが、日本人のツーリストをお客様として迎えるという点においては初めての経験だということです。ということで、とにかく一生懸命してくれます。それから厳しい私からの指摘にもめげることなく、頑張ってくれています。老舗であっても新しい分野に意欲的に取り組むこうした会社は、これからも成長していくと思います。それからスタッフたちは皆、人格者。私もとても信頼を置いている旅行会社です。このお客様のフィードバックの中でも他の国のアラブと比べて「エジプト人の方がより子供っぽい」かな?お書きいただきましたが、私から見るエジプト人はとにかく「けなげ」。一生懸命なところが憎めない。エジプト人はお高くなくて、付き合いやすい国民だなと思います。秋以降のエジプトは観光のベストシーズン。ぜひぜひ皆様にも悠久のエジプトの姿を実際に見ていただきたいと思います。ご旅行のお問い合わせ、お待ちしておりまーす。エジプトに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。←携帯から押してくださる方にほんブログ村←パソコンから押してくださる方にほんブログ村ヨルダン・エジプト・イスラエルツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/