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カテゴリ:投資の原理・原則
株式投資で、良いリターンを上げるには、
結局のところ、以下の二つの要素が満たされている 必要があると私は、考えています。 一つは、 (1)割安であること そして もう一つは、 (2)割安さが、市場から見直される(人気が出る)ストーリーがあること です。 (1)割安であることとは、 企業の実際の“価値”が、その価格(=時価総額) と比べて、高いか低いかを見ることで可能となります。 この価値の計算については、私は普遍的に正しい公式を 持っているつもりですが、その紹介はまた今度の機会に。 今日は、 (2)割安さが、市場から見直される(人気が出る) ストーリー について、考えます。 いくら割安な銘柄を持っていても市場から その価値が、早く見直されなければ高い リターンを手にすることはできません。 従って、投資の際には、この人気が出る ストーリーについても考える必要があります。 そのストーリーの種類には、 以下のようなものが挙げられるでしょう。 (1)市場参加者が多い市場への上場時 JASDAQや二部上場から、一部上場に鞍替えする時 名証/大証銘柄が、東証にも上場する時 (2)流動性が高まる時 売買単位の変更(1000株から100株)、分割など (3)日経/東洋経済/ダイヤモンドなどで取り上げられる時 (4)IR政策の変更 配当還元率を上げる時、株主優待を実施するなど (5)アナリストがフォローし始める時 時価総額が、100億円を超える時 (6)その業界セクターが人気を集め始める時 政府の規制撤廃、チャイナインパクト等による (7)業績の上方修正 (8)新製品の発表/経営陣の交代 割安に放置された銘柄について、 これらの情報が事前にキャッチできれば、 確実に利益を手にできるわけですが、 なかなかそうは行きません。 ですから、個人投資家は、ただ“待つ”しかありません。 あるいは、企業に対して積極的に、以上の ストーリーが出るような働きかけを行うことも 良いことだと思われます。 サンユー建設は、まさにその例といえるでしょう。 私にとっては、 このようなストーリーが、 “残されている状態”が もっとも良いものです。 つまり、 流動性が低く、 経営陣のIRが弱く(事業力が弱いというわけではないです)、 名証/大証などに上場している株です。 なぜなら、これらの状態が克服されれば 株価が確実に上昇することが、 “わかっている”からです。 例えば、 ステップは、分割前に買いました (一単元買うのに100~120万円しました) 同社は、分割によって流動性が増すことが 明らかになったとたんに上昇をはじめ 本来の価値に近づこうとしています。 (まだまだですが・・・) 今日は、ただ単に、割安株を見つけるのでなく、 その価値と価格のギャップが埋まるストーリーも 同じように大事だというお話でした。 今日もありがとうございました。 価値と価格のギャップが埋まるストーリーが学べます 山口揚平が語る株式投資セミナーはこちらから さて、このコラムはお役に立ちましたか? もしよろしければ、ランキングに一票 頂けると嬉しいです。 ↓ こちらです ドラゴン戦略的財務集団の 特報メールマガジンはこちらになります。 ご購読を希望の方はどうぞ ↓ 日常、大規模買収をお仕事とする企業再生プロ集団が、 お子様からOL、ビジネスマンからお年寄りまで、 みんな利回り40%を実現させるべく、立ち上がった。 毎週、そのシンプルな投資術を特別披露! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月19日 14時18分10秒
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