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2007年04月19日
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カテゴリ:投資の原理・原則

シェアーズの山口です。

私は本質的に短期の株価を予想することはできないと思っています。

ざっとみただけでも株価を創り出す変数は、1000近くあります。

原油
金利
業績
機関投資家
マスコミ報道
・・・


きりがありません。

また、それぞれの変数がどうからまって株価を作っているのかもわかりません。
予想できないということは、検証できないということで、そのような作業は
無駄なのだと個人的には思っています。

株価についてわかるのは、ただひとつ。
それは、今の株価がいくらであるか、ということだけです。

ただそれだけで十分です。

なぜなら、今の株価さえわかればその会社の価値と比べて
判断することができるからです。

価値とは、価値観ではありません。
価値とは、単純に、将来キャッシュ 現在価値 のことです。

将来キャッシュの現在価値は、たった3つの変数で成り立っています。

すなわち

1.将来のキャッシュフロー
2.それが得られる可能性
3.それが得られる時期


です。

これらの予測がある程度できれば、価値(現在価値)を割り出すことはできます。

株価の変数は1000ありますが、価値の変数は、たった3つです。
だいぶ話が簡単になりましたね。

そしてもうひとつのポイントは、価値と価格はいずれ一致する、ということです。

それはなぜなのでしょうか?

単純にいえば、私達は、資本主義の世界に住んでいるということです。

資本主義とは、貨幣価値を唯一絶対の基準とする社会システムです。
このシステムにおいては、マネー(今の株価)とマネー(将来マネーの現在価値)は
一致せざるを得ないのです。

つまり資本主義が浸透すればするほど、マネーの持つ意味が膨らんできます。

このような理解に則れば、私たちが考えるべきことは、
多大な時間をかけて価格を予想することではなく、
単純に、価値を計算することだけだとわかります。

しかしこれは最初の一歩。

投資におけるほとんどの失敗は、実は感情によるものです。

私達がお金を使うときには二つの理由しかありません。

ひとつは 消費、もうひとつは 投資 です。

消費の本質は感情です。
消費とは、感情を購入しているのです。


投資の本質は価値交換です。
すなわち、今の株価(マネー)と、将来の価値(マネー)を交換する作業です。

人間は基本的に、あらゆる意思決定において、消費と投資をミックスさせます。
車を買うときに、所有欲と売却価格の双方を考えるでしょう。

もし投資的発想だけで意思決定をするなら、車の機能だけを享受するので、それは
レンタカーでいいし、場合によってタクシーにずっと乗っていればいいわけです。

「投資的発想」と「消費的発想」を混合させることにより、私達はミスを犯します。

感情で株を買うな、ということです。

『となりの億万長者』 を読んでください。
金持ちマインドとは、一言でいえば、「消費より投資を優先させる習慣」のこと
だとわかります。

バリュー投資家という言葉を私が使わないのは、そもそも投資とは、
価値(バリュー)を買うものだからです。
バリュー投資という言葉は、「馬から落馬する」と言っているようなものです。

さて、だからといって私は、物事の判断に消費的発想を取り込むことが
悪いとは思いません。

私は自身、投資家でありながら「消費家」でもあります。

消費を抑制するのではなく、「投資的発想」と「消費的発想」を
どういう割合で考えているのかを真に知ることが大事なのだと思うのです。

消費と投資、その違いについて再度、考えてみてください。

また投資についてのその本質をまじめに知りたいと思う方がいれば
こちらをご覧ください。

じわじわと知が開けてくるが実感できるはずです。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。






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最終更新日  2007年04月19日 13時07分03秒
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