「ひとひらの雪かと紛(まご)う寒椿」
東京都庭園美術館のカフェ「Cafe 茶洒 kanetanaka」の庭に咲く寒椿。「寒椿でも、白は珍しいでしょう」」と、店員さんが教えてくれたので、また店内から庭に出て、写真を撮ってきました。そう言われると撮らないのも悪いような、、、「ひとひらの雪かと紛(まご)う寒椿」ひとひらにしては、大きすぎるかな?牡丹雪ということにしておいてください。でも、そうなると寒椿ではなく、牡丹の花になってしまうかな?首からポトリと落ちる椿は、潔いかもしれないけど、哀しいですよね。また一句。「樹の下に首並べてる寒椿」ちょっとグロテスクだったかな?「桜の樹の下には死体が埋まってる」と言う梶井基次郎が好きな私です。葉の中の赤い色が血に見える私は異常かな?