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福禄太郎の書評と時事評論

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福禄太郎@ Re:オミクロン株は風邪以上インフル未満(07/19) コメントありがとうございます。4回目以降…
福禄太郎@ Re[1]:東工大入試の女子枠に反対(11/12) 七詩さんへ コメントありがとうございま…
七詩@ Re:東工大入試の女子枠に反対(11/12) どこかの医学部入試で女子を不利に扱った…
カーク船長4761@ Re:オミクロン株は風邪以上インフル未満(07/19) 軽症だったことが何より、4回目のワクチン…
福禄太郎@ Re[1]:ダイソンの掃除機を買う(02/24) カーク船長4761さんへ コメントありがと…
October 22, 2005
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テーマ:お勧めの本(7219)
クリストファー・アンドルー&オレク・ゴルジェフスキー「KGBの内幕」文芸春秋社

 上下2巻からなるKGBの歴史だ。イギリスのケンブリッジ大学の歴史学者のアンドルーと、1985年にイギリスに亡命したロンドン駐在のKGB大佐ゴルジェフスキーの共著になる本書は、帝政ロシア時代の秘密警察からはじまり、ゴルバチョフの時代までのロシア秘密警察の歴史を詳細に記述している。イギリスへのソ連スパイの浸透、特に5人の大物(マグニフィセント・ファイブ)について詳しい。
 日本に関してはゾルゲ事件のほか最近では大韓航空機撃墜事件についても書かれている。
 それにしてもロシア・東ヨーロッパの歴史はなんと過酷であったことか。殺戮と欺瞞の歴史である。特にスターリンは酷い。
 ユーゴスラビアのチトーがスターリンに対抗して独自路線を歩めたのも、KGBと対抗できるユーゴスラビアの秘密警察がしっかりしていたからである。国の安全と独立のためには、間接侵略に対抗するカウンターインテリジェンス機関が必須であるといまさらながら認識された。
残念ながら絶版なので古書店か図書館で探す必要がある。





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Last updated  October 22, 2005 10:22:29 PM
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