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株はシンプルですが、自分で難しくしているな。 考え方2:チャンスに応じて投資額を増やす サラっと書いていますが、考え方1が難しい。そもそも「実力に応じて」とあるが、自分の実力がどの程度のもんなのか、確認のしようもないし、初めての世界なので分からない。 自分がどの実力にあるのかわからないのだから、投資額を増減させるとしても、その基準が見当たらない。ということでしょう。
ただ、実際に成功して億り人とかになれば、「振り返ってみると、あの頃に投資力がついたな…。」という時期はあります。 それまでの、素人投資家から、割安成長株投資家にクラスチェンジするポイントとでも言いましょうか?一応、私もずいぶん前に億り人になりましたので、思い出しながら書くと、
①割安成長株とは何なのかを理解する まず、割安成長株という概念自体はそんな難しいものではありません。いや、もっと突っ込んで言えば、簡単すぎて不安になるくらいです。そういう意味では、「本当にそんな簡単なことで勝てるのか?」という不安の壁を乗り超えることがポイントです。 私の本もそうですが、ピーター・リンチや、私以外の優秀な個人投資家で割安成長株投資を実践した人の本などもいろいろ読んでみてください。 白状しますが、まぁ、概念的な部分に関しては、同じことしか書かれていません。 ただ、投資対象は違うし、そういう銘柄を見つけるまでのいきさつや考え方のようなものはそれぞれ個性はあります。「目の付け所」ってやつです。けど、考え方は同じなので、一度、マスターすれば、それが割安成長株か、そうじゃないか、の区別は、誰でもつくようになります。
②割安成長株を実際に買って経験を積む で、だまされたと思って言われるがままに、実際に探してみると、おそらく、それっぽい株を、見つけることはできるはずです。ただし、これも時期によって難易度は変わります。 みんなが株式投資を始めたくなる、相場がとても良い時には、残念ながら、それっぽい株は見つからないか、見つかっても偽物です。 逆に相場が悪い時、普通はそんな時期に株式投資を始めたいとも思わないのですが(ちょうど今年の前半のような時期)、そういう時に限って、それっぽい株はいくつも見つかります。いや、もっと突っ込んで言えば、見つかりすぎて不安になるくらいです。「えぇ?本当にこいつらでええんか?」
で、ここにとても重要な分岐点があると思います。
そこで、本当に買える人と、それでも買わない人
③割安成長株っぽい銘柄の中から本物を見分ける力をつける で、なんだかんだで、そのうち相場は良くなるでしょう。「あの時のあの不安は何だったんだ!!」って言うくらい、下げた時の理由なんて、みんなで一緒に忘れてしまいます。 そうなった時点で振り返ってみると、それらの株のうち、いくつかは驚くほど上昇しているはずです。ただし、いくつかは失敗もします。(それがまた良い。) 驚くほどうまく行った株と、うまく行かなかった株には、後から振り返ってみると、明らかな違いがあります。「なるほど、やっぱ、こういうやつを探さなあかんのやな…。」実際に儲かった株を見て心から喜びを感じながらも、うまく行かなかった株を見て心から残念に思い、真剣に銘柄を探す努力に拍車をかける。
こうなった時、気が付けばクラスチェンジが終わっています。あとは、それの繰り返し。
で、「じゃあ、そのうまく行く株と行かない株の違いってなんだ?」みたいなことなんですが、それは、初めに戻ってもらって、全部本に書いています。「なるほど、先人が書いている通りやね・・・。」 ・指標がどうの ・ビジネスモデルがどうの ・成長段階がどうの ・見つけ方がどうの
④雑音に惑わされない ここまで書いて気になった点が一つ。 ②から③に移行する期間に大きな壁があるとすれば、それは余計な情報の壁です。せっかく、素晴らしい株を素晴らしい時期に買っているにもかかわらず、しょうもないアイデア投資みたいなのに乗っかって、うっかり別な株を買ってしまい、大損をする。もっと悪いのは、うっかりうまく勝ててしまって、スタイルを崩してしまう。
このことを何ていうんでしたっけ? 最近は、あまり書かったので、もしかして、知らない人も多いのかな? では、久しぶりですが、知っている皆さんはご一緒に!!
花を引き抜いて、雑草に水をやる!! ~ピーター・リンチ~
どうもありがとうございました。
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最終更新日
2022年11月23日 12時12分43秒
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