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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
中国へ旅行するツアーのお客さんは
他の国へのツアーに比べて年輩の方の比率が多いと思います。 その頃の「年輩の方」は大人としての戦争の記憶のある世代でしたが、 直結するテーマのツアーにはまだ関わったことはありませんでした。 今回のメンバーは戦争を知らない方がほとんどですが、 一緒にそのテーマを追求して行動することで自分は どのくらいの「重さ」を感じることになるのか? と思っていたところある先輩から聞いた話です。 ある東北地方を訪問するツアーに添乗した時のこと、 お客さんの年輩のご婦人のご希望は 「子供を亡くした場所でお供え物とお線香をあげたい」 その場所は旅行中に乗る列車の線路際で駅と駅との間付近だから 列車を止めてちょっと降りたい…ですが さすがに無理があるので 一番近い駅で短い停車時間中に「儀式」を手早く行ってもらった、 いろいろな意味で複雑な気持でしか見られなかった… それは、 お子さんを亡くした哀しい気持ちは分からなくもない(先輩はお子さんをお持ちの方です) けれど、 駅で突然そんな(お墓参りみたいな)ことを外国人が列車から降りてきて行ったら どうなのだろうか? ということです。 もし自宅や会社の最寄りの駅でそういう光景を見たら…? を想像しました。 答えは思いつきませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月04日 07時57分37秒
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