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2015年02月20日
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カテゴリ:両使いのたわごと
前々回記事からの続きです。

「横線のルール」だけを改善点に挙げたのは
前述の通り「子どもの理解力を基準」に考えたからですが、
逆に言うと
大人対象ならもっと思い切った事をやってもいいと思います。

偏と旁も旁から書くとか
何でも右側を構成する画部分から書いてしまう
右手書き式から離れた
「左手書きに都合のいい筆順」を作ってはいかがでしょう?

今までにないものごとは奇抜と思われ排除されがちなので
この「筆順」の位置づけはとりあえず
「大人になって初めて漢字に接する左手書き学習者向け」とします。
「外国人向け」的な意味合いを持たせれば
多少は受け入れられやすくなるのでは?が狙いです。

ただそれはあくまでとっかかりの段階であって
ゆくゆくは筆順等の決まりごとが今よりはアバウトになって
「第2の筆順」「こういう方法も有りです」的に
国籍や書く手の左右を問わず誰もが使って良しとなるのがいいと思います。
だから「左手書き専用」ではなく
「左手書き向け」とします。

以上から私の結論として…
「左手書きに配慮した筆順の改善」は
右仕様と左仕様をはっきりと区別するのではなく
基本的には子ども基準で「横線の方向をどちら引きでも良い」とルール変更し
発展部分として大人向けで「第2の筆順」を認める、です。

大人と子どもで分けてしまう問題は無いか?については
正直やってみないと分かりませんが
右手仕様を習い右手で書くことしか考えたこともやったこともない多くの大人が
忠実に教えられた「筆順」を守っているのか?となると
そうでもないでしょうし(笑)
「第2の筆順」の考え方が浸透してきたら
希望によって子どもでも選択可能にしていいと思います。

ところで、
論文が「筆順」の研究だったので
左手で書きやすい運筆や筆順について結論づけましたが、

左手での書きやすさ自体を追求すると
個々の文字の書き方よりも
進行方向(横書きでの左→右)や
立ち位置や向き(特に毛筆の場合)の方が
影響が大きいと思います。

毛筆に関してはちょっと置いておいて…

硬筆で縦書きなら一字ごとの左右の移動方向は無いため
先の「横線ルール変更」でほぼ解決(ていうより元々あまり不便は感じない)ですが、

横書きでは
右手では流れですらすら書き進められる感じでも
左手だと一字ずつ置きに行くというか
1つ完結してから次に進む感覚なので
そのあたりの「引っかかり感」が
「書きにくさ」につながっているのではないかと思います。

もし根本的な改善を考えるなら
日本語の筆記は縦書きだけにするとか
筆順は右式のまま横書きの進行方向は左←右に変えるなど
漢字の構造を超えた改革も
検討してはいかがかと思います。

またそこまで行かなくても
横書きの書式だけの物を無くしたり(履歴書など縦書きがあってもいい)
両用や左用を準備したり(百ます計算用紙やマークシートなど)するだけで
左手書き環境はずいぶん良くなるのではないかと思います。

そのためには
有識者や教育権力者の方々
(教育評論家などその方面の専門家、学校で使用する教材や教科書を企画する人や選定する権限のある人、義務教育の内容や方針を決定できる機関の担当者ほか)が、
左右環境に関心を持って改善に取り組んで行ってほしいと思います。

書字に関しては以上ですが、
次回はなぜ専門家に動いて欲しいのかを書いてみます。





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最終更新日  2015年02月20日 16時40分35秒
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