広州のニュースから
広州モーターショーが開催され、昨日から一般公開を行っています。入場料金が60元と高いのですが,平日の金曜日であるにも関わらず6万人が入場したと報道されています。入場料だけでも360万元にものぼります。 土曜日は休日でもあるので更に入場者数が増加すると予測されますね。 景気が世界規模で悪く自動車の販売台数も減少しているにもかかわらず多くの市民が見に来ている事と,これから自動車を所有したい層が多い事から人気が有るのでしょう。 その中で、一台が150万元や180万元もする自動車が予約され売れたとの報道もあります。日本円で約2500万円から3000万円もする自動車を即買うなど、富裕層がいる事とやはりこれらの高価な自動車を所有する事でステータスが上がるのでしょう。 確かに自動車の普及が加速されてきており、更に購入したい人たちが多くいますので、景気の影響はあるかとは思いますが購買意欲は衰えそうに有りません。しかし、現状でも市内の交通量が増加し慢性的な渋滞やのろのろ運転状態の場所が増加しておりこれ以上増加すると駐車場の不足と渋滞で飛んでもなくなります。 郊外は幹線道路の拡張などでまだ快適ですが、片側4車線でもかなり台数に増えています。市内は二車線が多い為、信号待ちで渋滞します。 公共バスなども市内を通過する時間が多くかかるようになりました。 慢性渋滞の洛渓大橋は今日の昼ごろは快適で渋滞もなくなっています。貨物の日中時間帯の禁止が効いているのでしょう。 モーターショーの話題に戻りますが6万人もの入場者が来ますと交通機関は地下鉄二号線とバス、タクシー、マイカーになります。 ここ琶州展示館には大規模な地下駐車場がありますが、収容能力を超えており、臨時駐車場もわかりにくく周辺の空き地や道路に駐車する方が多く警察に違法駐車で200元の反則金が課されており、入場料の60元と併せて260元の出費です。 広州の新都市区域に外国領事館用のエリアが1988年に設定され面積が10万平方メートルで設定されていますが現時点では全く領事館が建設されていないため、一部から公園などへ転換すべきとの話が出ています。 しかし、来年にはタイ国が建設を開始する予定で15カ国が2010年のアジア大会までに建設する予定との事で計画変更は不可能なようです。 なぜ20年間も建設されなかったかというと、理由があり、当時は原野であり、水道も下水も、電気も、通信も全く無い野原でした。この様な場所に建設する国はありませんね。それから21世紀にはいり、インフラも整い通あり、電気ガス水道なども敷き設され、交通の面でも改善が進み現在に至ります。 これから更に多くの国家が領事館を建設するとなると10万平方メートルでは不足します。ちなみにタイ国領事館が約6500平方メートルを取得しています。 よって、逆に新たな領事館専用区域を増設しなくてはならなくなります。 確かに利用者からしても交通便の悪い場所では行くのも苦労しますから当然ですが。 現在各国はビジネスビルや、ホテルなどに開設しています。日本は花園ホテルのビジネスビルに開設していますね。 気温もさほど高くなく、低くない時期で雨も無いので散歩などにはもってこいの時期です。今日は動物園へ行ってきました。 夏場は暑すぎて動物もばて気味で外に出ていない動物が多かったのですが現在では外で愛嬌を振りまく動物が多くなっています。 特にパンダは夏は外に出て見えませんが現在はみんなの目の前で愛嬌を振りまいていました。