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テーマ:ステンドグラス(601)
カテゴリ:ステンドグラスを巡る旅
こんにちは、海野です。
今回は東京都台東区上野にある『黒沢ビル(旧小川眼科病院)』のステンドグラスを紹介します。 (黒沢ビルの象徴・玄関のステンドグラス。眼科で順番待ちをしている患者さんを癒していたのでしょうね) 以前から訪れてみたかった『黒沢ビル(旧小川眼科病院)』 見学会は“1回/月“になっているため、日にちが合わないと観る事ができません😅 今回が“初“の訪問です。 実は2019年の6月に見学予約を入れていたのですが仕事の都合で観る事ができず、その後新型コロナウイルスの感染拡大のため、見学そのものがずっと見合わせとなっていました😢 4年越しの見学! ワクワクしながら、向かいました😊 “酷暑“の東京💦 上野駅から仲町通りを黒沢ビルに向かいます。 ビルの周辺で工事が行われていると聞いていたので、直ぐに見つける事ができました。 14時、いよいよ見学会が始まります。 4月に『小川三知研究家』の井村先生から『黒沢ビル見学会再開』のニュースを教えて頂きました。 自分も含めててすが、世間では見学再開を知らない方も多いのか?今回の見学は少人数でしたが、その分“じっくり“と見学させて頂きました(ラッキー✌️) ステンドグラスは『小川三知』によって制作(井村先生によると)されたもので、全部で8枚のパネル(1枚は修復中との事で観る事ができませんでした😢)と1つのランプが入っていました。 何故『小川三知』の作品がたくさんあるのか?というと、 最初のビルの持ち主、小川眼科・小川剣三郎は三知の実弟だったため三知の作品で埋め尽くされているんです。 応接室や玄関など、至る所にステンドグラスが入っています😱 “流水とセキレイ“のステンドグラス。 水の流れに動きを感じるとともに、下のウォータードロップのガラス部の桟。 鉛線で組まれており、ステキでした(最初に見た時は1枚板のガラスの上に“木”で作られているのかと思いました💦) 三知作のランプは珍しい😱 ドアの鍵も時代を感じさせる珍しいものでした。 見学会は普段入れない地下や屋上にも入れて頂き、貴重な時間を過ごす事ができました。 案内して頂いた岩佐さんによると黒沢ビルが建てられた当時はこの辺りで1番高いビルだったそうで、 『屋上から不忍池も見る事ができた』そうです。 現在黒沢ビルの裏のビルが建て替え中でしたので、屋上から不忍池が見えました😊 階段の手摺りも作りが珍しいものらしく(詳しくなくてスミマセン🙏)、東大の教授が新入の生徒さんを連れて観に来るのだそうです。 ステンドグラス好きな方も建築好きな方も充分に楽しめる場所である事間違いなしです! 是非、足を運んでみて下さい。 気になった方はこちら、黒沢ビル 見学 コロナ禍も落ち着き、今年になって作品を観に行く機会が増えました。 京都の柊屋さん、青森の宮越邸、今回の黒沢ビル。 三知の作品をたくさん観る事が出来て幸せです😊 今後もいろいろと紹介して行きますね。 ステンドグラス工房かわもとのホームページはこちら ステンドグラス工房かわもとのネットショップはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.30 12:55:58
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