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カテゴリ:鷹千代
今日も暑い。やはりここは東京からとんでもなく遠いので、早くに出なければならない。
しかも、あろうことか電話会議に出てくれとかいうようなことを云われた。 8時に家を出て、9時に病院へ。 お昼にまた迎えに来るからといってお母さんは行ってしまった。 政所と病室でいろいろと話す。 病院側に昨日お願いしておいたので、本当は午後でないと新生児には会えないのだが、 特別に会わせてもらうことになった。 新生児のエリアにいって我が子を抱く。 しばらく会えないと思うとさみしいが、その間元気でいてくれと願うばかりだ。その後、我が子の入浴を眺めることが出来た。 看護婦さんがていねいに洗ってくれる。 我が子は元気いっぱいに泣いていてかわいかった。 病院を後にして、車で中村まで送ってもらう。 車の中で電話会議に参加した。ちょうど駅についたくらいで電話会議が終わったので、そのままお母さんと別れる。 しばらく駅の待合で電車を待っていた。特急に乗って、後免という駅まで。 ブラックベリーをいじったり、本を読んだりしてすごす。 窓の外に流れる高知の山も川も青くてすばらしい。 ああ、なんだって帰らなくっちゃいけないんだ。 いろいろと考える。 社会に出てからもうすぐ4年が経とうとしている。 東京という大都会の真ん真ん中で過ごしてきた。 それは、俺のことだから遊びも十分に力いっぱいにやってきたし、これからもやる。 というよりも、これからは息子と一緒にいろんなことをして遊んでいきたい。 そのとき、東京のど真ん中にいることは、果たしてどうなのだろうか。 俺は田舎で育ったから、やはり息子にも同じ環境を与えたい、と思ってしまう。 山を飛び跳ね、川で泳ぎ、虫を捕まえて、魚を釣り上げ、星を眺めて、花を愛でる。 そうした故郷を与えてやりたいと思う。 高知でもいいし、俺の育った荻野でもいい。 別の場所でもいい。 とにかく土がないようなところで育っていくことには、一抹の不安を覚えてしまうのだ。 そんなことを考えていたら、後免についていた。 そこからタクシーで空港まで。 空港には割りと早く着いたので、余裕を持って3時台の飛行機にした。 おみやげを買って、かつをのたたきの定食を食べる。 高知に来るといつも美味しい魚を食べられたのだが、今回ばかりはそうも行かなかった。 しょうがない。 飛行機はやはり満員。 ふたたび本の中に埋没した。 羽田からいったん、家に帰り、シャワーだけ浴びて着替えて、会社へ。 今日のうちに行っておくことに意味がある。 2日も休んでしまったので、周りにお詫びとお礼を云って、少しでも片付けられることだけやっておいた。 今日はもともと予定されていた部署の暑気払いがあったので、途中から参加した。 若干ハードだったが、やはり明日の朝出社するよりは大分ましだろう。 周囲がカバーしてくれていたこともあったが、今日少し手がけた感じでは思ったより大丈夫そうだ。 今週はあと3日になってしまった。 入院中なので、これまでどおりに政所に電話することができない。 ああ、早く戻ってこないかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月19日 22時52分51秒
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