ホテルと旅館の批評

　ANAから突然、新しいマイレージカードが送られてきた。キャンペーン中ということで、無料でEdyつきのカードに変更したようだ。「キャンペーン期間中につき発行手数料はお支払いいただく必要はありません。」と大きく書いてある。でも、勝手に送ってきておいて、その文面はおかしいよね。

　通常なら500円の発行手数料が必要のようだが、使わない人はまったく意味がない。このカードを使えば、国内線のチェックインが不要が簡単になるようだが（そういえば、北海道に行くときに保安検査場にICカードリーダがあったなぁ）、預ける荷物がある場合は、意味ないだろう。手荷物だけで移動している人はいいかもね。すると、やっぱり、ビジネス客がターゲットということか。

　あと、家族で旅行する場合、子供には発行されないのだから、結局、チェックインをしないといけないので、私には無駄なのだ。近くにあるam/pmで使ってみようかとも思うが、そうすると財布にまた1枚カードを追加しないといけない。ならば、クレジットカードと一緒のほうがいい。すでに持っているカードにEdy機能が付くならまだしも、AMCのような旅行時にしか使わないカードにEdyが付いても意味はない。

　Edyの普及を狙うソニーの戦略のひとつなのか。それとも、これをきっかけにANAのクレジットカードに乗り換えさせる戦略なのか。どちらも含んでいるのだろう。そういえば、ここ1年、ANAを使っていない。マイレージ登録していないJALで1万マイルぐらいは飛んでいるのだけど。行き先にANAがなかったからで、路線を拡充するほうが、こんなカードを配るより大切なことである。スッチーを美人にしろとはいわないが、航空会社の基本は忘れてはいけない。