ありがとうございます　! 　宇宙（そら）・人・ペット調和塾 ～作家 阿部 佐智子です。
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愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。





愛猫・海・うみ、肉食動物の証。

海・うみはまもなく4歳になるラグドールちゃん＆日本猫さん系ミックスです。

わが家のメンバーに加わってくれたのは2歳後半のこと。
当時の海・うみのごはんはカリカリだけ。
缶詰もあまりお好みではないとのことで
少しずつ食材を食べてもらえるようにトライを続けました。

確か缶詰は10日くらいで自分からつまみはじめる感じ。
食材はお魚、特に焼き魚をお口に入れて、
あごをおさえて無理やり「ゴックン」方法をとりました。

ですので同じ頃、自力でも食べられるようになりました。

その後、鶏肉の半生を与えるように。
鶏肉はささみ肉。
これはすんなり食べてくれました。

こんな風に食のバリエーションを少しずつ増やしていきました。
食の変化、移行に合わせるかのように海・うみの性格も変わってきました。

それまでは超ナーバスちゃんと言われ、わが家でもクローゼットに隠れる日々。

ところが缶詰が食べられるようになり、お魚やお肉が食べられるようになると
性格がまったぁりし始めたのです。

ということは、本来はまったぁり系の性格だったのではないかと感じました。
前のお宅は猫だくさんのお宅で、大事にされていたけれど
どこかで緊張しながらの生活だったのかもしれません。

心の緊張感が食生活にも影響していたのでしょうか。

わが家に来て、食べ物が変わり、生活のペースも変わり、
本来の海・うみらしさが引き出され始めたように感じました。

でお肉は、ほとんどが鶏肉です。
缶詰は牛肉、豚肉、ウサギ肉、ハツ系　(心臓肉)、
レバー系なども食べられるようになりましたが、好んで食べるのはレバー以外。

本当はレバー系を食べて欲しいのですが、さすがにそこまで無理強いはできません。

鶏肉は、ささみや胸肉、モモ肉など、私の気分で。

ある日のこと。

私がキッチンで牛肉を切っていたら海・うみ、目の色を変えて飛んできたんです。

まさかね、と思いながら生肉を少しあげたらペロッと食べてくれました。

やはり肉食動物ですね、お肉、特に生肉に目がないようです。

猫さんは仔猫の時に食べたものしか食べ物として認識しないので
大人猫さんの食の移行は結構手間がかかる、というのが一般的見解です。

海・うみもはじめから食材をバクバクと食べてくれたわけではなく、
私との静かな闘いを経ての食の移行を体験したコなので
まさか生の牛肉、お初をバク食いしてくれるなんて思ってもいませんでした。

赤い牛肉をおいしそうに食べている海・うみを見て、
やっぱり肉食動物なのよね、にゃんこサマは、と改めてそんなことを感じました。

以来、新鮮なお肉、と言ってもスーパー買いですが、
牛肉を買ってきた時は調理前の生の状態で
海・うみに数切れおすそ分けをするようになりました。
さらにそのおこぼれ的（笑）に愛犬・華実にも。

華実はなんでも食べられるコなので特に生牛肉を与えなくても、まっ、いいか、
モードで私は捉えていたんですが、
やっぱり華実も生肉がお好きなようで。

そりゃそうですね、人間と暮らすうちに雑食にも対応できる身体に
変化しつつあるとは言え、わんこだってそもそもは肉食動物ですから。

肉片だけでOK ! という意味ではないけれど
肉片のかけらは十分彼らにとってのご馳走であることを再認識するきっかけに繋がりました。

できょう。

きょうは鶏肉のささみです。いつものように一口サイズに切ってお湯をかけて半生を
用意したのですが、海・うみ、

「生の方がいいにャ～」

と私の手元にあるささみ生肉をバクッと食べてしまいました。

あまりにも生肉だけだとお腹が冷えて下痢ッピーになってしまうこともあるのですが
半生と半々だからいっか、ということで
海・うみにも華実にも生鶏肉を与えることに。

私の本では、鶏肉を生のまま、
特に冷たいままペット君ごはんに活用することはおすすめしていないのですが、
華実も海・うみもかなりの元気っコなので、まぁ、たまにはいいでしょう、
と個人的な判断です。

海・うみは先代猫・海・かいとお顔が似ている、ということが
わが家へのお迎えの決め手になったコです、身体は海・かいと比べると二回り小さいけれど
ラグドールちゃん系の長毛も、お鼻のピンクも肉球のピンクも
さらにブルーの瞳もすべて海・かいと同じ、ということで
運命のコだと、お見合いの瞬間にそう感じたコです。

ですが食の好みはやはり海・かいとは違っていて
さらに虫君に対して、ものすごく反応するコでその辺は多分海・かいよりワイルド系。

そんなコなので食べものも案外ワイルド系がお好みなのかもしれません。

食を通じて少しずつ、海・うみの本領が見えてくるのも楽しいです。
まだまだこんなもんじゃないぞ～、という気がしています。

本当はお外に出せればネズミ君など上手に捕まえられるコなんじゃないかと。
残念ながらこの辺はマンション群で猫さんの外出には厳しいエリア。

なので室内生活の中でできる範囲でのワイルド生活をしてもらうしかできませんけど、
でも海・うみが生肉を好きなお蔭で
華実もそのおこぼれにあずかれるようになって、
華実にとっても新たな喜びが生まれたんじゃないでしょうか。

華実は12歳。
生後5か月の時からトッピングごはんを食べ続けて来たコ。

途中、海・かいが心臓病を発症したため
一年間は完全手作りごはんに変更。

ただし、その時もあまり生肉は活用しませんでした。
海・かいが生の牛肉は見向きもしないタイプだったので。

その後、海・かいが奇跡の復活劇を果たしてから
わが家はまたまたトッピングごはんへと変わり、
その伝統は海・うみにも受け継がれています。

と言っても、華実＆海・うみコンビに変わってからは
アバウトトッピングごはんはますますアバウトに変わり、
「これでいいんですか」状態のことも多いんですが、

華実と海・うみには結構これが好評で。

華実は生存欲求を満たすために食べている感じなんですが、
海・うみはもちろんそれもあるけど、
食べることをゲームみたいに捉えているところもあって、

やはり犬君と猫さんは微妙な違いがあり、それはそれで楽しいもの。

その海・うみの遊び心のお蔭で生肉を食べられるようになった華実。

もしかしたら12歳にしてますます元気君になっちゃうかも、なぁんて思ったりしています。

ペット君のごはんには、こうやって「飼い主さん」の心のエネルギーが注入されます。

わが家のごはんが超アバウトな割に華実と海・うみが元気でいてくれるのは、
ごはんを創る時、
私はいつも「最高のごはんだよ、おいしいよ」と思っている、というのがポイントなのかも。

ごはん創りを楽しむ、そのことをクリエイトしてしまうんです。

どうせ創るんなら楽しい方がいいに決まってますものね。

おそらくこれ、人生すべてに言えることなんじゃないでしょうか。








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華実と海・うみを見ていてかわいいな、と感じる瞬間。
それはお散歩から帰って来た華実に海・うみが鼻キッスで
「お帰り、お散歩楽しかったかニャ～」とご挨拶すること。

海・かいは王様で、華実のことももちろんすごくかわいがっていたけれど
動物としての格が違うというか、
どこまで行ってもやっぱり華実は華実みたいな、
何か大きなエネルギーの違いのあるコでした。

海・うみはおそらく華実より意識が大人です。
華みんいつまで経っても赤ちゃんみたいなコなので。

でもその華実に対して偉ぶるようなところは全然なくて、
「オニイタン」ときちんと華実を立てるコ、

一方華実も僕ちんがボスです、なんて言わないで

「海り～ん、大好きだよ」

といつもハート全開で海・うみに向き合ってるコ。

その、違いはあるけど、差はないというか、
どっちもお互いにリスペクトしあっている感が伝わって来て、

本当にかわいいコたちだ、というか
素晴らしい生き物だ、と感じさせてもらえることが多くて。

一応、海・かいの名誉のために。

海・かいは偉ぶっていたわけではなく、
ただ生まれた時から「王様」としての資質を備えていたようで
その辺の見え方が私にとっては、華実との違いに感じられただけなのかもしれませんけど。

種の違い。
多分華実と海・うみの中では、それでも共存できるベスト・パートナーなんじゃないかと
そんな風に思えることも私の幸せの種かな、と感じさせてもらっている毎日です。











　監修　ホリスティック獣医師　　渡辺 由香先生　阿部 知弘先生




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