080256 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

えんげきざんまい

えんげきざんまい

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Category

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

Recent Posts

Headline News

Freepage List

2008.06.08
XML
カテゴリ:演劇感想
ロリータ男爵『プリマ転生』
バレエ界の名門「ピエールバレエ教室」は、発表会の会場へ向かうバスの路中、乗っていた生徒全員が死亡と言う惨事に見舞われた。
目を覚ますと…目の前には横たわる自分たちの遺体が…!
この物語は、発表会直前に不慮の死を遂げたバレリーナたちが、逃れられない運命に翻弄されながらもプリマドンナとして蘇ろうと地獄のレッスンに耐え、あらゆる困難に立ち向かった愛と奇跡のロマンである。




今回アタシは予習した!
チラシに書いてあるこの文章、ちゃんと読んでから行った!
だからね、発表会前日に死んじゃった生徒たちが
困難を乗り越えて復活するまでを描くのかと思った!!

だ が 違 っ た

1人しか生き返れないんだってさ。
それを聞いた生徒たちは団結力も何もなく、
なんか自己中に「生き返りたい!」ってワガママ言ってて、
ついには大好きだったイケメンの八神くんとやらを「生贄」にしようとしだす始末。

あー
幻滅…

プリマ転生
今回はパンフに惹かれて観にいったんですよ。
かわいいんだもの。
裏のマンガチックな紹介を見て、もうドキュンと心打たれましたもの。
役者とか作者とか何も知らなかったけど、
パンフのイメージのみで行ったのよ。
芝居もめちゃくちゃ「美学追究」に徹していてキラキラしてるんじゃないかってね。
宝塚一歩手前くらいのセリフ回しを、期待していたんですよ。
アタックNo.1ぐらいの地獄のシゴキレッスンを、期待していたんですよ。

なのに…
このバレリーナたち、ロマンのかけらなど一つもない
人の命と引き換えに自分だけ舞台で輝こうだなんて!
何その「蜘蛛の糸」のカンダタ的な邪悪さ!怒ってるムカッ
4人の生徒を中心にして書かれたあのあらすじは、たとえ事実を述べていたとしても、
このバレリーナ4人の中に主役がいない時点で嘘になるっ!

と、思った。


まさか主役がバス転落事故と全く関係ない人だとはねぇ…。


その人の演技が一番好きだったからそれで良かったけど。
最後はみんな必死に踊っててキレイで良かったけど。


とにかく
パンフからの概念が全て壊されて、
すごくがっかりしたという感想しか書けないや。

あともひとつ、がっかりなのが、
ミュージカルっぽく劇中で沢山歌を歌っているのに、
地声じゃないんだもん!
テープに録音された声と共に歌ってるから、
地声が聞こえないんだもん!
生で見てる意味ないじゃん!!

実はもひとつがっかりなのがあって、
役者の動きが小さい。
段差のある華やかな舞台を使用してるんだから、
しかも題材がバレエという華やかなものなんだから、
もっと舞台上で動き回って欲しかった。
出入りと歌ぐらいでしか動きが見えなかった。
その分クライマックスの動き様は新鮮だったけど。

あーーがっかりだーーーーーーー。
パンフはかわいいのに。


ロリータ男爵ホームページ:http://www.lolidan.com/





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.06.10 00:02:18



© Rakuten Group, Inc.