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NOと言える三多摩~言泉「やまと」後悔日誌

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言泉「やまと」

言泉「やまと」

2006.11.24
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カテゴリ:日本語教育
『エリンが挑戦!にほんごできます。』という外国人向けの初級日本語講座が、NHK教育テレビで毎週金曜23時00分から放送されている。
しかし、日本語教育の視点で見ると、これが実に不思議な番組なのである。

日本語教育に限らず語学教育というものは、「平易な文型・語彙」から始めて、次第に「難解な文型・語彙」へと積み上げていくのが一般的なスタイルであろう。
ところが、この番組では、平易な文型にスポットを当てているものの、かなり難解な語彙も平気でバンバン使っている。そうした文型を習得しなければならない初級レベルの学習者であれば、語彙の導入はもっと慎重に行う必要があると思われるが、一体どういうレベルの学習者を想定しているのであろうか・・・と首を傾げざるを得ないのである。

そういう意味で、従来の語学教育の枠組みではとらえきれない要素を含んでいる番組と言える。
まあ、学習効率という実用面はハナから度外視し、アニメやゲームといった「COOL JAPAN」をエサにして、日本語や日本文化に対する興味をさらに引き出し、日本びいきを増やそう・・・というのが、この番組を制作した国際交流基金(ひいては外務省やオタク大臣?)の思惑ではなかろうか。

ところで、この番組に関して、私の学友が面白いことを言っていた。
アニメと実写が混在していて、まるで『まんがはじめて物語』のモグタンを見ているようだ・・・と。
言い得て妙である。どうせならホニゴン先生の着ぐるみも見てみたいものである。





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Last updated  2007.11.21 15:46:54



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