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歯科の豆知識

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2021.07.11
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正しい体の使い方の筆頭は、間違いなく「鼻呼吸」だと思います。

 赤ちゃんって頭でっかちで産まれてきますよね。身体の動きをつかさどる司令塔である「脳」は、他の部位に比べ最も早く完成しておかないといけないから大きいんだと思います。
 そして脳の下には、大切な呼吸を担う「鼻」があり、脳の次に成長が早い部位になります。それだけ鼻(鼻呼吸)というのは重要だということです。

 鼻呼吸の肝となるのは「舌の位置」です。皆さんの舌は今どこにありますか?舌は上顎の天井(口蓋と言います)にビターッと強く貼りついているのが正しいです。
 「いや、私は下顎の裏側に垂れさがってるんだけど」というあなた、その位置は間違っています!今すぐ直しましょう!!

 舌が上顎に強く貼りついていると口では呼吸ができません。「それじゃあ、息ができなくて死んじゃうよ!」と思ったあなた、心配いりません。そのために鼻があるんですから。正しい体の使い方ができている人は、舌を挙げて鼻呼吸をしています。

 舌の使い方は授乳を通して学び始めます。しっかり乳房にかぶりつき舌を使って母乳を絞り出すことによって正しい舌の使い方を学ぶのです。全身全霊をこめて吸ったあとの背中は汗びっしょりです。これが人生初の矯正治療(トレーニング)です。
 この時期は私たち歯科医は関与できない時期ですから、助産師さんなどから指導を受けられるとよいとですね。人工乳を使う場合も、舌のトレーニング機能のある哺乳瓶を使うとよいと思います。

 舌が口蓋に強く貼りついていると、柔らかい赤ちゃんの上顎の骨は大きくU字型に押し広げられ成長してゆきます。顎が大きくなれば余裕をもって歯も並びますよね。
 一方で舌が口蓋についていないと上顎は広がらずV字型の狭い顎になってしまいます、これでは歯はきれいに並びません。

 どうですか、舌を使って顎を大きく成長させる。これって立派な矯正治療だとは思いませんか?

 ※ 舌を上に上げたイメージを理解してもらうために、福岡の みらいクリニックの今井一彰先生の「あいうべ体操」のイラストを添付しています。みらいクリニックのサイト https://mirai-iryou.com/ から同イラストは印刷できるそうですので、ご自身で印刷して練習されてはいかがでしょうか。






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最終更新日  2021.07.15 08:20:49
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