ワンピース気になるイム様の正体

2020.05.26

カテゴリ：考察

ワンピース考察

イム様のシルエットの違和感を徹底考察

(１)：正体は子供

みなさんも違和感を持っていたとは思いますが
単行本の90巻にて描かれたイム様のシルエットには違和感があります

まずはあの細長い王冠と
体型が分かりづらいという所がかなりの不自然さを演出しています

ここで改めてイム様のシルエットを見てほしいのですが
頭の位置にミスリードが隠されています

説明が難しいのですが
この細長い王冠のすぐ下に頭があるのではなく
王冠の下にフードのような物を被っており
そこが頭部となっていると思われます

というのもこの細長い王冠の下に顔があるとすると
顔が細長すぎますし手の位置がとにかく不自然なのです

この頭身が正しければ
イム様の肉体年齢は子供であるということになります

イム様が王であるというという知識から
普通であれば大人であると考えてしまいますが
これはその常識の裏をつくミスリードだと考えられます

またイム様が子供かもしれないという疑いを持ったまま
イム様の姿をよく見てみると
子供が蝶々に夢中になって追いかけているような印象すら受けます

実際の精神年齢は低くないと思われますが
蝶々を両手で追い回すのは子供を連想させる伏線になるのではないでしょうか？

(２)：シュガーの「ホビホビの実」

ここでイム様のシルエットで特徴的な
「王冠」「マント」「子供」という設定が
完全に一致しているキャラクターである「シュガー」に注目してみたいと思います

シュガーはドフラミンゴファミリーの特別幹部です

彼女は「ホビホビの実」の能力者ですが
その実の効果は悪魔の実の中でも最強と言っていいほどに強力です

触れた相手をおもちゃにしてしまい
命令には一切逆らうことが出来ず
おもちゃにされた人間は家族や仲間からもその存在を忘れ去られてしまいます

触るだけでどんなに戦闘能力が高くても歴史上から存在ごと消し去ることが出来るという能力ですから
護衛の戦闘能力さえ高ければあらゆる敵に勝つことが出来てしまいます
あのカイドウですら触られたら終わりそうな気がします

ホビホビの実の能力者は
その実を食べた時から一切歳をとらなくなるという設定があります

そんなシュガーが子供ながらに王冠をかぶり
またイム様のシルエット同様にマントを身につけていることから

シュガーとイム様に共通関連があってもおかしくはないですね

実はこの「歳を取らない」という設定はドレスローザ編ではほとんど活かされておりません

シュガーを倒したのはウソップですが
びっくりさせて倒すという方法は子供でなければ通じない訳ではありませんし
グレープが好きという設定も子供である意味はありません

尾田先生がストーリーに絡まない設定を加えることは考えにくいので
このホビホビの実の年を取らないという設定は今後
再登場する伏線である可能性は高いです

(３)：ドレスローザ編には未解決の伏線が多い

引き続きシュガーの話になりますが
ドレスローザ編では未解決の伏線がいくつかあります

まずドフラミンゴファミリーの海賊旗である左目の線です

ドフラミンゴは幼少期から常にサングラスをしており
未だに左目が描かれたことがありません

そこから左目に何らかの伏線が仕込まれているのだとは思いますが
シュガーの左目も不思議な眼帯のようなものをしています

そしてそれと対応するかのように
イム様も右目しか描かれておりません

つまり何かしらの大きな伏線が
シュガー
イム様
ドフラミンゴの左目に隠されていると思われますが
今の時点でそれが何かは分かっておりません

そして重要なのがシュガーが悪魔の実を食べたタイミングです

シュガーは不幸な環境にいたところを
13年前にドフラミンゴに救われファミリーに加入します

そこから悪魔の実を与えられたことが分かっていますが
この時には実は王冠はしていません

その後に悪魔の実を与えられ
王冠とフードを身につけていたということになります

この悪魔の実を食べること自体が
よほど重要なことだったのではないでしょうか？

重大な伏線が多く隠されているドレスローザ編は
単行本の70巻から描かれていますので読み直すと新たな発見があるかもしれません

(４)：まとめ

シュガーが重要人物であり
イム様との関連がなされているキャラだということは確率としては低くないことだと思われます

しかしワンピースでは上位互換に当たるキャラが登場するのは良くあることですので
イム様はシュガーのような特徴を持ったキャラで
ホビホビの実の能力よりも少し上の能力を持っているのではないでしょうか？

いずれにせよシュガーと対応するであろう点と
シルエットの点の両方からイム様は子供であるというのが本日の結論です

おそらくここからはレヴェリー編の続きで描かれると予想されますが
そこでついに五老星の戦闘シーンが描かれるかもしれませんね