我が農園の近くの空き地でセイタカアワダチソウが真っ黄色な花をつけて咲いています。戦後、西日本から急激に広がり、一時は悪名を関東にまでとどろかせましたが、現在は鎮静化しているようです。原産地は北アメリカとのこと。非常に生命力が強く、日当たりのよい場所であればいたるところに生息し、秋になると各地の空き地、河川敷を黄色く染める風物詩として、秋を代表する植物の1つとなっています。一時、花粉症の原因植物といわれていましたが、同じくキク科のブタクサ(ぶたくさ)と間違えらていたのです。
![DSC08790_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/48/img48991e37zik2zj.jpeg)
日本へ北アメリカから持ち込まれたのは養蜂家によるもので蜜源植物として北九州
一帯で栽植されていたようです。この時期が丁度、炭坑の不景気の頃と同じであったためか、北九州では「閉山草」の別名でも呼ばれたようです。養蜂家にとっての蜜源植物として全国に伝播されたとHPは報じています。
ミツバチを飼っておられる相模庵さんの話によると、ミツバチにとって、この時期は花が少なく、大切な蜜源になるとのです。ただし味は良くなくもっぱらミツバチの越冬用とのこと。
![DSC08788_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/49/imgc940217fzik3zj.jpeg)
養蜂に挑戦したい私にとっては、この空き地はしばらくこのままにしておいて来年も黄色い花を空き地一面に咲かせて欲しいと身勝手にも思っています。ただしセイタカアワダチソウも、長い間その場所に生えていると、ついには自分自身もその毒に冒されてしまい、その場所から消えてしまうことになるようですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。