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カテゴリ:JINさんの農園
この日は会社からの帰路、久しぶりに品川駅を利用しました。
いつもは大崎駅から直接湘南新宿ラインを利用するようになり、あまり品川駅は 帰路には利用しなくなったのです。 路線変更の工事が進んでいる品川駅ですが、ポスターによると10月3日から現12番線の 使用を停止し、代わりに新10番線の使用を開始するとのこと。 そして湘南ライナーは新10番線からの発車となると。 そして新10番線のホームの下には、水色の太い配管が設置されていました。 この配管は総武線馬喰町などの地下駅から湧き出ている湧水を12kmはなれた 品川区の立会川までポンプ圧送しているのです。 青い配管には「立会川 送水管」と黒く書き込まれていました。 WIKIPEDIAによる 『東京駅は、もともと海に近いこともあり、地下水位が相対的に高く、地下水上昇による ホームの浮上問題にさらされている。特に地下総武線ホームは、丸の内側ロータリー 直下にあり、上に建物などの構造物がない(地下水浮力による地下駅部分の浮き上がりを 押さえ付けるおもりがない)という構造上の条件から、特に浮上の影響が顕著である。 かつての相次ぐ地盤沈下により地下水の汲み上げが条例により禁止されており、 このことも地下水位上昇の理由となっている。地下総武ホームではホームが地下5階 なのに対し、地下水は地下3階付近まで達している。 1999年9月には、浮上防止策として、ホーム階に鉄製おもりを置いたり、アンカーを 打ち込む工事が行われた。その後、当駅から品川区の立会川まで導水管が敷設されている。 湧出地下水をそのまま下水に流すと下水道料金が課金されるため、支払料金を軽減したい JR東日本と、典型的都市型中小河川で通常は水量が少なく悪臭などを発生する立会川の 問題を解決したい東京都の思惑が一致した。東京駅から立会川上流部までの導水管建設 費用をJRが負担する代わりに、湧出地下水を立会川に放水することで下水道料金負担が なくなり、結果として水量の増加と悪臭の発生防止が図れるという仕組みである。 同様に、上野駅新幹線地下ホームの湧出地下水が、不忍池への導水管により 放流されている。』と。 品川駅を出て川崎方面に向かうと、線路沿いの左側にはこの青い配管が。 そして大井町を過ぎた頃、この青き配管は突然姿を消したのでした。 地下水と戦うJR東日本の姿と環境問題の解決に向けた知恵出しを垣間見たのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.04 06:35:24
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