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カテゴリ:JINさんの農園
箱根・「長安寺」の散策を続ける。
右手にあったのが「子守り地蔵堂」。 柱の台座部分にいるのは 邪鬼でしょうか? 邪鬼は 奈良東大寺などで 四天王に踏みつけられている姿や 興福寺で灯籠を頭に乗せている 天燈鬼や天龍鬼の姿が知られている。 柱を支えているこの子たちも邪鬼の仲間ではないかと思いますが 口を開けた子と閉じた子 もしかしたら阿吽の仁王像? こちらは阿形像(右)。 こちらは吽形像(左)。 棚には多くの小さな地蔵様が奉納されていた。 「子守り地蔵」に近づいて。 「地蔵菩薩真言 オンオカカ ビサンマーエイ ソワカ」 お地蔵様の御真言を唱えると、お地蔵様の大慈悲によって救済され、闇黒(地獄)に堕ちることは 無い と。 さらに山道を上って行った。 五百羅漢も、それぞれが異なる表情やポーズを持つことが知られている。 例えば、怒っているような厳しい表情や、微笑んでいる穏やかな表情、驚いているような 目を大きく開けた表情、または瞑想しているかのような静かな表情など・・・・。 彼らはさまざまな感情や状態を表現するために、手や顔、体のポーズを使っているのであった。 優しい笑顔で!! 紅葉・黄葉の中に五百羅漢がいたるところに。 大きな口を横に延ばして。 ウサギとともに。 ひとつひとつ見ていくと、羅漢さん達は、各々自由な姿勢で佇んでいた。 笑っているもの、顔をうずめているもの、怒っているものなど、喜怒哀楽を通り越して、 ひとつひとつが表情が豊か、豊かすぎるのであった。 祈る姿。 ここにも。 小さな門も。 あどけない表情。 「聞か猿」ではなく聞かざる!! 山の木々は枝落とし等、手入れも行われているのであろう。 「長安寺」の墓地を望む。 墓地への手水舎であろうか。 扁額「浄水」と。 さらに紅葉を楽しみながら五百羅漢を巡ったのであった。 悟りの顔のごとし。 この羅漢さんも私の知人・〇〇さんに似ているのであった。 顔面の苔も表情を穏やかにしていた。 耳たぶの大きな羅漢さん。 熊ではなく、馬に乗った金太郎の如くに。 泣き叫ぶ赤子の如く。 瞑想に耽って。 こちらも知人に似て。 豊川稲荷社。 幟「豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)」。 吒枳尼天(だきにてん)の名前は、サンスクリット名「ダーキニー」の音に漢字をあてたもの。 古代インドでは、人の肉や心臓を食べる夜叉(鬼神)であったが、大日如来が大黒天に姿を変えて 説法し、仏教の善神になったと伝えられている。 手摺のない、狭い「豊川稲荷社」の参道を見下ろす。 その下には手摺のない急な石段が。 慎重に一段一段下る。 「豊川稲荷」の朱の鳥居を見上げて。 ユーモアがあって、笑いがあって、苦しかったり、悲しかったり。羅漢さんたちの姿は、私たち そのもの!!。「いろんなことがあるから、人生っていいんでしょ。お互い頑張ろう!」と いっているかの如くに。 仲良く。 僕、まいったなぁ!! 大きな椀で酒を呑んでいるのか? まあまあまあ、落ち着いて!! と。 お賽銭を頂いて。 触れてみれば、人の体温を感じさせるのでは!! と。 そして最後に「長安寺」の本堂のむかいにあった石仏を。 ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.21 07:31:14
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