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カテゴリ:花
「河津川」の右岸を歩き「豊泉橋」まで戻る。
「豊泉橋」の中央のコンクリート橋脚の河床部分から湯気が出ている事に気がついた。 ズームすると、温泉が噴出しているようであった。 北西300mほどの場所には「峰温泉大噴湯公園」内には伊豆の中でも珍しい噴泉・ 「峰の大噴湯」👈️リンク があるのだ。 「1926年に掘削された温泉で、摂氏100度の温泉が、1日7回、地上30メートルの高さまで 噴き上がります。 本当はいつでも噴き上がるのですが、管理上普段は止めていて、1時間ごとに噴き上げています。 温泉はとても熱いのですが、噴き上がった温泉が降ってくる頃には冷えていますので、噴湯の 様子を近くで眺めていても大丈夫です(濡れますが)。迫力の噴湯をぜひ体験してみてください。 9:30~15:30まで1時間ごとに1分間噴湯が公開されています。金曜・火曜は源泉維持管理作業の ため休み。」とネットから。 ズームして。 温泉が1m以上の高さまで噴き上がっているのであった。 「豊泉橋」の先に移動して。 同様にズームして。 「東洋一の大噴湯」案内板が駐車場脇に。 「豊泉橋」を渡って左岸に向かう。 「豊泉橋」から下流側を再び見る。 左岸の白き流れと河津桜を見る。 橋を渡り終わって、右岸を振り返ると、右岸には花をつけていない河津桜の樹が数本 並んでいたのであった。 ズームして。 病気?寿命によるものか?心配なのであった。 ところで、河津桜は1955年に原木が発見されてから広がり、河津川沿い4キロに 850本が咲き誇る。毎年100万人が訪れ、経済効果は300億円ともいわれる。 しかし、桜の寿命は60年とされ、20年後には枯れる心配がでてきた。 だったら少しずつ植え替えていけばよさそうなものだが、これに法律上の壁が立ちはだかって いるのだ。1997年に河川法が改正され、「根が弱ると地面にすき間ができ、堤防決壊に つながる可能性があるため」(静岡県土木事務所)と、川沿いの植樹ができなくなったのだ。 特に川表(堤防を境にして河川側)への新たな植樹は出来ないのだ。 さらに、植樹基準では、「治水上等の支障となる場合は、樹木の有する治水機能及び環境機能に 配慮しつ つ、支障の大きなものから順次伐採することを基本とする」としており、支障がある ものについ ては、伐採・移植等を行い治水の安全性向上に努める必要があるのだと。 「河津川河津桜の現状と課題 河津川における河津桜の植樹状況は、下表等(表-1:河津桜の植樹状況一覧表、 図-1:河津川 における河津桜植樹状況)に示すとおり、941 本のうち、679 本(約 72%)が 川表(堤防を境にして河川側)に植樹されている。 植樹基準を満たさない堤防への植樹は、 堤防の弱体化を招き、破堤・越水の原因となることが あり、堤防の安全性を損なう恐れがある。 (図-2:植樹基準を満たしていない桜が堤防に与える 影響) 表-1:河津桜の植樹状況の一覧表(平成20年2月時点) 「河津川の危険度と桜状況マップ 上表の如く、941 本のうち、679 本(約 72%)が川表(堤防を境に して川側)に 植樹されているとのこと。 河津川の右岸、左岸別そして地域ごとに❀:川表側に植樹されている桜、❀:川裏側に植樹されて いる桜の本数が纏められている図をネットから。 「植樹基準を満たしていない桜が堤防に与える影響 川表側の「桜が倒木し、堤防が欠けると、堤防が破堤し浸水する恐れがある。」 「桜が倒木し、流下阻害物となった場合、河川の水位が上昇し、堤防から水が溢れる(越水)する 恐れがある。」と。 「新たな桜並木の形成 現在の河津川沿いの桜並木は、街中や河川背後地へ、 新たな桜並木の形成を検討していく ことが必要である。 特に、河津川の背後地は、既に植栽帯を整備している場所や建物が 立地している場所、農地等、様々な土地利用がされている。そのため、町全体の中でも 河津川沿いをメインとする場所においては、桜のボリュームを下げないよう背後地に 「2列・千鳥植栽」での新たな桜並木を形成することを検討している。 また、川沿いの美しい河津桜並木の景観も出来るだけ鑑賞期間を長くするため、引き続き 既存桜の適切な維持管理を実施していくとともに、川表の桜については、伊豆縦貫道の 発生土を活用した、背後の農地かさ上げによる対応も検討していくことにより、治水安全度 向上にも寄与できるようなまちづくりとしていきたい。 町全体の桜計画策定については、 桜の植樹年代や全体のネットワーク、治水・津波対策の整備必要区間を考慮しつつ、町全体の 桜のボリュームを確保しながら決定 していく。」 と。 要約すると ●現在の川表の河津桜は、維持管理を十分に実施し、長寿命化を企図する。 ●現在の川表の河津桜は、新たな追加植樹は出来ないので、将来的には消滅する。 ●上記を考慮し、川裏側の農地を盛土し、2列・千鳥植栽による新たな河津桜並木の形成を 目指す。 ということか。 いつまでも、残しておいきたい早春の日本の姿・河津桜なのであるが。 そして我が地域・引地川にも同様な問題が発生しそうな場所が。 以下、2枚は昨年の引地川沿いのソメイヨシノの桜並木の写真です。 このように、河川の川表側に桜が植樹され、人気の場所は日本全国に数え切れないほどある ことは間違いないのである。 再び現在の河津川の白き流れをズームして。 そして再び河津桜の花見の報告です。 「この橋は豊泉橋です」と。 「河津川」には大きな黒い鯉の姿が。 ズームして。 左岸に戻って引き返す。 人気の河津桜の大樹まで戻る。 まだまだ多くのカメラマンの姿が。 そして2月1日から2月29日まで、まつり開催期間中は毎日18:00~21:00に 夜桜がライトアップ👈️リンクされるとのこと。 以下の写真はネットから。 「来宮橋」まで戻る。 やきそば、たこ焼きの店。 さらに「河津桜」のトンネルに向かって進む。 再び菜の花とのコラボをカメラに収める。 近づいて。 再び「河津川」の白き流れを。 「ぼくに話しかけてネ! ピョコピョコ動きながらものまねするヨ! 一緒にあそぼう☆」 再び菜の花とのコラボを。 川原に白き鳥を発見。 足指が黄色いので「コサギ」であっただろうか? ズームして。 そして駐車所のある路地まで戻る。 藍染の商品が並ぶ店舗。 今年も「河津桜まつり」👈️リンク を大いに楽しみ、帰路についたのであった。 ・・・もどる・・・ ・・・つづく・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.03.23 05:11:10
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