BMW ConnectedRide Cradleをフランスから購入してしまった。
今まで使っていた中華製の有線充電のスマホホルダーでも十分であり、不具合は一切なかった。雨の中でもキチンと充電されていた。
加えて中華製にもワイヤレス充電できる安価なスマホホルダーもある。
本当に必要だったのだろうか。
XPERIA1Ⅱ にケースを付けた状態では、クレイドルの右横のアームが邪魔になって装着できない。
XPERIA1Ⅱからスマホケースを外すと、かろうじて装着できるが右横のアームが湾曲してしまう。使えなくはないが、ケースを外すのはイヤである。
クレイドルの背面の小さなトルクスのボルトをすべて外し、裏蓋を取り外すと、アームを固定する仕組みがわかる。
ノブを回すことで台形のパーツが二つの歯の付いたパーツを押し、歯が噛み合うことでそれぞれのアームが固定される。
右側のアームは簡単に外すことができる。
問題なく装着できる。右側のアームがなくとも、三辺で押さえられているので外れることはないように見える。
ただ、この状態で使用してみると、お互いの充電シェルの位置が合わずにうまく充電できない。スマホがかなりの熱を帯びる。
スマホには「充電していません」と表示され、クレイドルのLEDは黄色の点滅である。
XPERIA1Ⅱ を180度回転させると、充電されていることがわかる。
スマホには「ワイヤレス充電中」と表示され、クレイドルのLEDは緑色で点灯している。
私の使っているスマホケースの場合、装着した状態でもきちんとワイヤレス充電ができる。
スマホを180度回転することにより、アンドロイドの三角、丸、四角の位置が右から左に変わるが、左手での操作には都合がよくなる。
また、私はスマホケースにストラップを着けているが、支障なく取り付けることができる。
そして、3回のライドでもスマホのズレは発生しなかった。
ストラップの先には樹脂のカラビナが付いており、私はこのカラビナをバックミラーのステーにかませている。念のための落下防止対策は必要だと思う。
ConnectedRide Cradle の取扱説明書では、オフロード走るときはスマホを外すように記されている。
なお、右側のアームを取り外すと、穴が残ってしまうので、格好悪いが両面テープでスポンジを貼っておいた。
ちなみに、Connected アプリの各種機能を使用するためには、スマホとクレイドルをブルートゥースで接続する必要がある。
同時にスマホとバイク(TFT スクリーン)もブルートゥースで接続されている。
BMW Motorrad には、これまでの純正ナビを継続販売する意向は無いだろうから、将来的には、純正ナビホルダーそのものがスマホホルダーに置き換わるのだろうか。
ConnectedRide Cradle は過渡期に必要な製品なのかもしれない。