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カテゴリ:海水魚の病気
昨日のブログに掲載した
セトミノカサゴに寄生していた タマコブムシ (Ichthyotaces pteroisicola)。 なんてラブリーな外観~♪ これでも甲殻類なんだからなぁ~。 面白すぎる。 この種はカクレムシ科に属する カイアシ類。 セトミノカサゴの尾柄に 瘤を形成して寄生していた。 こちらが宿主のセトミノカサゴ。 尾柄の瘤内に 褐色の個体が確認される。 摘出後の状態。 瘤だけが残存している。 今回、尖鋭ピンセットを用いて、 瘤の茎にあたる部分を摘み、 捻出して摘出した。 瘤を形成して寄生すると言えば、 コブトリジイサン属(Sarcotaces)の 寄生虫が思い浮かぶ。 そういや以前飼育していた Antennarius biocellatusにも Sarcotaces sp.らしきものの寄生が 見られたなぁ。 機会があれば摘出してみようっと。 さて話は逸れたが…。 こちらは摘出したタマコブムシ。 このモコモコした形状、メスだな。 オスはもっとカイアシ類っぽいんやけれど。 少し小さめの個体。 これもタマコブムシのメスで いいんだろうか? よくわから~ん。 ちなみに寄生虫を摘出したセトミノカサゴは 現在、ケア中。 大丈夫だろうとは思うけれど、 二次感染予防のため、 別水槽で観察を続けている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年04月08日 15時02分24秒
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