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2008年06月11日に掲載した『東京・札幌・中国の高層タワービル』では、高さ650mの札幌新テレビ塔の構想計画を紹介したが、その詳細が朝日新聞で昨日配信された。 ●「新東京」超え日本一 さっぽろテレビ塔に建て替え構想 2008年6月12日13時48分 さっぽろテレビ塔を、日本一の高層タワーに建て替える構想が進んでいる。高さは、新東京タワー・東京スカイツリーを40メートル上回る650メートル。テレビ塔を運営・管理する北海道観光事業は来春までに、札幌市に建設に向けて許可申請をする意向だ。問題は建設費。1千億円弱の見通しで、実現へのハードルは高い。 構想では、新塔は現地に建て替え、地上500メートルに展望台を設ける。出資を募って設立する特別目的会社が融資を受けて建設し、テナントからの賃料で返済する方式を検討。15~16年の開業を目指す。 現さっぽろテレビ塔は市中心部の大通公園にあり、高さ147.2メートル。333メートルの東京タワーと同じ内藤多仲氏が設計し、東京タワーより1年余早い57年8月に開業。総入場者数は2千万人超だ。 しかし、03年に高さ173メートルの札幌駅ビル「JRタワー」がオープン。最近は100メートル超のマンションも現れ、「札幌のシンボル」としての地位は下降気味だった。 新塔構想は、設計士や通信会社員、札幌市職員ら様々な分野の専門家の意見をもとにして、北海道観光事業がまとめた。同社は「観光施設としてのインパクトを取り戻し、北海道経済の活性化につなげたい」としている。(若松聡) ちなみにウィキペディアによると新東京タワーの事業費は500億円と記載されているが、札幌のそれは1000億円とほぼ倍増している。高さはほぼ同じながら事業費が大幅に異なるのは作業環境などを含めた諸条件の差かもしれないが、それについては当ブログの守備範囲外なのでこれ以上は言及しない。
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