東京・人形町界隈から品川三田方面に行くときに必ず通る築地市場。午前中は搬入車両の多さに敬遠しがちだが、午後ともなると比較的通りやすいために目の前を通ることも多い。その築地市場の片隅に波除稲荷神社があるとはつい最近まで全く知らなかった。
公式ページよると『江戸の始め築地は一面の海でした。その埋め立ての際に工事困難を極めた、築地海面にて、萬治2年(1659)に海面を光りを放って漂っていた稲荷大神の御神体をひきあげ、お祀りしたところ、波風がピタリとおさまり、工事はやすやすと進み、埋立も無事終了し人々は、その御神徳のあらたかさに驚き、稲荷大神に"波除"の尊称を奉りました』とのこと。
その今から350年前に建立されたという波除稲荷神社の"つきじ獅子祭"に行ってきた。それにしても全部で三種類ある獅子舞の勇壮な佇まいは一見の価値あり。災難の除き波を乗り切る不屈の魂のご利益にちょっとあやかることが出来るかもしれない。
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2008年08月19日に掲載した『三年に一度の深川祭りが行われた』
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