iPhoneやiPadを見た後に、MacBookやiMacの画面を見ると気になるのが文字の荒さ。Retinaディスプレイを搭載しているiPhone,iPadとそれより大画面のMacBook,iMacでは誰にでもその荒さが分かってしまうのだ。MacBookやiMacだけを操作しているのならばさほど気になるものでもないのだろうが、自宅にいるときはiPadでネット巡回することが多いので、どうしても気になってしまう。
ちなみにiPadは9.7インチの2048×1536ピクセルで解像度264ppi。次期ノートPCとして狙っているMacBook Airは11.6インチの1366x768ピクセルで解像度135ppiとその差は歴然としている。iPhoneは960x640ピクセルの解像度326ppiなので、iPhoneとiPadを比較するとiPhoneの方が解像度は高いのだが、正直なところその差を見極めるのは難しい。
最近は新聞を筆頭にiPadで情報を入手することが多くなったのだが、やはりRetinaディスプレイの美しさは圧倒的だ。特に9.7インチの2048×1536ピクセルで読む書籍の文字の美しさは素晴らしく、紙の媒体以上に感じてしまう。
となると、そのRetinaディスプレイをMacBook Airでも採用して欲しいのだが、iPad2でもRetinaディスプレイが採用されるかもとの噂話が出ながら採用されたのが、結局のところはiPad3になってからだったことを考えると、大画面になればなるほど技術的に難しいのだろう。
●シャープ、IGZO液晶を亀山第2で量産開始。32型4Kなど-TV、タブレット、Ultrabookに。「絶対的な競争力」
シャープは、世界初の酸化物半導体「IGZO」を採用した液晶パネルの生産を、2012年3月から亀山第2工場で開始したことを明らかにするとともに、4月から本格的な量産を開始すると発表。32型4K、10型WQXGA、タブレット用の1,280×800ドットパネルを披露した。
今回、サンプルとして3種類のパネルを公開。液晶モニター向けの32型液晶パネル(3,840×2,160ドット、画素密度140ppi)、高精細ノートPC向けの10型(2,560×1,600ドット、画素密度300ppi)、タブレット端末向けの7型(1,280×800ドット、画素密度217ppi)を用意した。
もともとiPad3発売前にはシャープIGZO液晶パネルが搭載されるのではとの噂は根強くあり、このIGZO液晶パネルの設備投資資金としてアップルが約10億ドル出資したとの話もあったほど。iPad3にIGZO液晶パネル搭載されるのは間違いないとしても、高精細ノートとしてMacBook Airに2560×1600ドットの解像度300ppiが搭載される可能性も充分あり得る。
Gizmodoによると、【噂】新MacBook Proが発表間近!?となっており、いよいよIvy Bridge搭載の新型が登場する季節になってきた。新型OS発売直前の完成度の高いLionモデルだが、Retinaディスプレイが搭載されたとしたら、MacBook Airとどちらにすべきかかなり迷うに違いない。
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