不思議な物ショップ

ATOK for Linuxを購入しました。
Debian（sarge）に入れるのは、aptitude install atokx2で良いのですが、DebianのインストールCDイメージを使っていた関係で、CDイメージの切り替えに失敗し、インストールに失敗しました。DebianのインストールCDイメージを示すapt-lineを/etc/apt/source.listから外して、インストールに成功しました。

これからが、試行錯誤の連続でした。ATOKの前に、anthyを使っていた関係か、ATOKが起動されず、anthyでの入力になってしまいます。set-language-envで日本語入力を無効にしても、anthy（uim）らしきものが動きます。それならばと、anthy（uim）系を削除すると、どのアプリケーションも日本語入力ができません。唯一、openofficeが入力できるのですが、日本語入力が文字化けして見ることができません。確定すれば日本語が表示されますが、入力中は文字化けします。デフォルトをUTF-8にしているせいで動かないのか、文字化けするのかと、m17n-envに手を出せば、また、別の入力メソッド有効になりますが、目的のATOKは見えません。.xsessionに記述したja_JP.UTF8がja_JP.UTF-8の方が正しいのかと、調べてみますが、インターネットの情報は、ja_JP.UTF8が１つ。ja_JP.UTF-8が２つほどで、どちらが正しいのか結論が出ずじまい。深みにはまり、目的と手段が混乱する始末でした。

　結局。アプリケーションで、右クリックすれば、入力メソッドが選択でき、ここで、「Internet/Intranet Input Method」を選べば良いだけのことでした。

　これだけのことに、どれだけの時間を費やしたことか。ただ、余計なことと思われることの中に、入力メソッドを追加する方法が含まれていたのかもしれません。
　入力メソッドの選択があることは、以前から知っていて、この混乱の間も何度か確認しましたが、いくつもある候補の中に埋もれて気が付かなかったのです。

　混乱の原因は、ATOKのマニュアルに、起動するとATOKパレットが表示されるという記述を気にしすぎたせいでした。ログインすれば、ATOKパレットが表示されると思い込んでしまい、表示されないことを設定ミスと思い込んでしまいました。本当に正しく動けば、マニュアルのようなパレットが表示されるのかもしれませんんが、今のところ、入力メソッドを指定すると、質素なパレットがアプリケーションの左下に表示される状態です。

　まだ、課題は残っていて、FireFoxでは入力できません。emacsは、まだ、設定していないため、たぶん、入力できないはずです。
　ATOKとは、少しずれますが、openofficeでは、日本語入力中に文字化けします。これは、UTF-8の設定がうまくいっていないのだろうかとも思っています。

　一番の問題は、パソコンで、ATOKを使うのが初めてということです。キー操作を調べなければ。。。

　PC-98シリーズの時代からパソコンを使っていながら、PC-98、一太郎というメジャーを避け、マイナー時代のDos/V、Ms-wordを使ってきたのに、今更、ATOKに辿り着くとは感慨深いものがあります。今、Debian、ATOKを使おうとしているあたり、先進的なのか、マイナー指向なのか、どうなのでしょうか。