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カテゴリ:管理組合
私が関東(神奈川県)に住み始めてから、かれこれ18年経過します。
横浜や川崎の都市部ではなく、県西部に住んでいましたので、車があると便利で、早い内に自動車を所有していました。 今住んでいるマンションが駅から徒歩5分で、前に比べて自動車に乗らなくはなりましたが、自動車がない生活が不安で手放す気になりません。 自動車を所有していると、維持費が馬鹿になりません。 【マンションにおける駐車場事情】 都市部のマンションは戸数をなるべく多く確保するために、敷地いっぱいに建設されています。そのため、駐車区画に使える区画が少なく、戸数分の駐車区画が確保されている建物であっても、平置きではなく敷地面積あたりの駐車区画を多数確保できる機械式駐車場を使用している場合が多いようです。 【駐車区画が戸数分確保されていないマンション】 希望者が多い場合、当然契約できない入居者が出ます。 マンション竣工時の駐車場契約者は、契約優先順で販売会社が割り振りを行なうか入居前の抽選会で決定します。 ここで重要なのが契約期間です。二年間位に設定している場合が多いと思いますが、中には第三者に転貸・転売するまで恒久的と定めているマンションもあるようです。 1、契約希望者が駐車区画より多い場合 マンション内駐車場が人気のあるケースです。 マンション内の駐車場を契約していない方は、当然敷地外駐車場を契約していることになります。契約期間を2年とし、その都度抽選を行なう場合であれば、マンション内と敷地外駐車場と入れ替えが発生します。そうなると入れ替えになった方が、その都度仲介手数料と敷金を支払わなくてはなりません。 費用面での公平性を持たせるのであれば、駐車場希望台数を満たすよう、マンション内駐車場の他にも敷地外駐車場を確保し、管理組合が一括して駐車場運営をすると言う方法があります。この方法を用いれば駐車場希望者は、必ず一台マンション内か敷地外駐車場いずれか一台を契約することができますし、仲介手数料は初回のみしか発生しません(但し更新料はかかります) 機械式駐車場が含まれる場合には制限寸法がありますので、抽選でマンション内駐車場が当ったとしても、止めることができないことがあります。機械式駐車場の制限寸法を超える自動車を所有している方は、抽選会の度に移動のリスクが発生するので、抽選会は参加せずに敷地外駐車場をずっと使用している方もいるようです。 2、契約希望者が駐車区画より少ない場合 マンション内駐車場が人気のないケースです。 理由は、 ・駅から最寄の立地で自動車所有者が少ない ・機械式駐車場の制限寸法を超える自動車を所有する方が多い ・敷地外駐車場の方が駐車料金が安い ・機械式駐車場を不便に感じる方が多い マンション内の駐車使用料は、管理費または修繕積立金に充当されています。使用料を当て込んで、一戸当りの管理費等を計算していますので、契約台数が少なければ、管理費等の値上げにつながる軽視できない問題になります。 機械式駐車場が含まれる場合は、契約者の大小に関わらず、保守料と機械の修繕費が発生しますので、より深刻な問題です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.04 16:20:06
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