今年から所有するマンションの管理組合理事をしていますが、今月7月から管理会社の変更がありました。
先日新しい管理会社が委託契約書を持参してきましたが、締結前にチェックしたところ、ぱっとみただけでたくさんの間違いを発見しました。
管理員の業務内容が全く記載されていなかったり、建物・設備管理業務の仕様書にないものがあったり・・と、ずさんな内容でした。
私がたまたま管理に携わった経験があるので、不備をすぐに発見することができましたが、 通常は、管理会社を信用して条文を十分に確認せずに署名押印するのが現状ではないでしょうか?
不備が多い理由は、
1、管理会社の社内チェック体制が不十分
2、契約書作成者の業務処理能力が欠けている
3、コンピュータで作成した正しい契約書が、いろいろなマンションで使いまわすうちに、修正を重ねる毎に、正しい契約書と違う内容になってしまった
以上のことが考えられます。
新しい管理会社は、当然国土交通省から登録を受けた正規の管理会社で、入会には審査が必要な高層管理業協会の会員にもなっている業者です。
契約書には当日同席した新しい管理会社の役員兼管理業務主任者の記名がありました。私を間違いを指摘すると、役員の隣に座っていた物件担当者と思わしき社員に、訂正を指示していました。
おぃおぃ!契約書に役員さんの名前が書いてあるでしょう。事前の管理に係る重要事項説明会にも役員さんが説明していたではないですか。っと言いたくなりました。
会社のトップクラスの人間が、このレベルの仕事をするのですから、これからのことが心配になります。
この日記を、新しい管理会社が読んでくれて、改めてくれれば良いのですが・・(当然これからも同様のことがあれば、きちんと言いますけど)
今回初めて管理組合の理事を経験していますが、他のマンションでも同様な問題が蔓延していると思うと、マンション管理の仕事に携わっている一人として悲しくなります。
管理会社と締結する委託契約書は細かい字で一見難しい文章を並べられていますので、実情細部までお読みになる方は少ないと思います。
しかしながら、管理会社と締結する契約書は管理業務の、基本中の基本です。大変かもしれませんが、契約内容に不備がないか、しっかりチェックしましょう。
契約書の大枠の内容であれば、30分程度見れば、不備や欠落がないかを確認することができます。管理会社の契約書の内容が心配の方は、無料でチェックしますのでお気軽にご相談下さい!
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