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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:維持・修繕

大規模修繕=足場が必要な工事

このような認識を抱く方は多いはず。

バルコニーの修繕は足場がなくてはできないから優先順位は高いという発想のもと、大規模修繕の工事範囲にバルコニー補修は必ずと言って良いほど包括されます。

この考え方は否定できない部分はありますが、それでは次回大規模修繕までの間・・10~15年間・・ノーメンテナンスでよいのでしょうか?

部分補修による延命、故障箇所を迅速に対応することで痛みを最小限に収める。

イダケンはできれば定期的なメンテナンスをやったほうが良いと思います。

本当にバルコニーは大規模修繕ではないと点検や補修ができないのでしょうか?

答えは専有部分に立ち入ればできます。

専有部分に立ち入るなんてとんでもない!

そう思いの方・・・

消防点検は年2回、排水管清掃は専有部分内やバルコニーに年1回必ず立ち入るのです。

イダケン提案します!バルコニー延命化計画

1.消防点検や排水管清掃に合わせて技術員がバルコニー調査を行います。年1回が理想ですが、予算が少ないマンションは隔年でも良いでしょう。バルコニーの漏水は居室に影響はないとは言え、コンクリート内に水が浸入している状況は長く放置してはいけません。

2.漏水や不具合がある住戸は部分補修を行います。緊急を要しない場合は、次回消防点検や排水管清掃に合わせて実施でも良いでしょう。各戸の余計に在宅しなければという時間的負担は軽くなります。

3.バルコニーにウレタン防水を施工しているマンションは、劣化状況を判断し、次回の大規模修繕の中間時期にトップコート(防水層を紫外線等の劣化から守る保護の塗装)を実施すします。複数日に渡る作業も考えられますが、トップコート塗布程度であれば、通常1日、かかっても2日で終わります。点検日に合わせて実施(雨天の場合は要検討ですが・・)すれば各戸の余計に在宅しなければという時間的負担は軽くなります。

点検費+延命措置と大規模修繕都度の修繕実施と費用対効果は検討する必要はありますが、専有部分の延長として使用されるバルコニーのメンテはしっかり行うべきであると思います。

業務内容を工夫すれば、良い管理を維持できる方法があります!

管理会社さん、点検業者さん、コンサルタントは知恵を絞って、このような提案をしていかなくてはなりませんね!!

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最終更新日  2013.03.09 11:20:12



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