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カテゴリ:マンション管理再生プロジェクト
【マンション管理再生プロジェクト4-3】
大規模修繕・瑕疵問題・管理コスト削減・修繕の適正発注、横浜市緑区129戸マンション 前回のブログ記事⇒設計・監理会社選定のお手伝い 設計・監理が決まり、まずは診断。 躯体の痛み(タイル浮き、ヒビ)は少ないですが、防水や塗装面の状況が悪く、予定通り、大規模修繕を進めることになりました。 診断の次は、設計と予算立てです。 設計・監理を決める中で、各コンサルから、120万円は下らないというお話を聞いていました。 劣化状況を勘案し、施工範囲と工法を決める設計を行い、それに基づき予算を導き出したところ、約1.5億円くらいになる見通しでした。 雨漏りをしている屋上防水のやりかえは必須。 廊下やバルコニーの長尺シートも剥がれなどが出ており、張替は外せない。 タイル面は、同規模のマンションと比較すると補修範囲は少なめでしたが、タイルの種類が非常に多いため、製作するタイル金額は大目になります。 鉄部は横浜でも内陸で、劣化の進行が遅く、この部分は範囲を絞り込むことになりました。 『建通新聞」と『マンション管理新聞』の二新聞を使い、公募記事を掲載。 15社くらいから参加申し込みがありました。 施工会社選定においては、途中まで設計・監理業者を外して行う事としました。 この部分は、是非組合で準備を進めたいという要望があったからです。 もちろん、手伝いがいないと大変なので、こちらもイダケン事務所へ依頼を頂きました。 10社に見積もりを依頼。8社から見積が提出され、5社とヒアリングを行う事に。 次にさらに絞り込み3社から二次ヒアリング。 プレゼンテーションの納得性と、価格の妥当性により、2番目に安い業者が選ばれました。 見積金額は、約1.29億円と、想定した戸当たり単価が150万円であったので、約3分1圧縮できたことになります。 4-4に続く 【2019年9月16日イダケン事務所主催のセミナーを開催します】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.08 13:07:13
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