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カテゴリ:維持・修繕
マンションの致命的な不具合の代表選手は、
1.タイルの浮き 2.構造スリットがない、あってもスリットとしての役割を果たしていない 3.構造部に後施工でコア抜きしている(鉄筋を切っている) 4.室内への漏水 5.臭気 6.騒音 などがあります。 前半の3つは、ぱっと見わからないので、大規模修繕工事や何かのきっかけで発見されることが多いです。 売り主のアフター保証や民法上の瑕疵担保期間や品格法の時効を過ぎていますので、 売り主に話をしても、「もっと早く言ってくだされば対応ができたのに・・」とけんもほろろの対応が返って来る可能性が高いです。 でも、前半の3つは建物の安全性を左右する重要な問題になりますので、売り主の塩対応に屈してはいけません。 管理会社に相談しても、新築時から同じ管理会社が業務を行っていれば、売り主と管理会社のビジネスの関係性が強いため、「経年劣化」や「時効」や「都合の良い事例」を並べられて、前には進みません。 こうした場合は第三者の専門家の助力が必要になります。 イダケン事務所では、不具合の紛争問題を数多く抱えていますが、 一つの専門家だけでは解決が難しいこともあり、弁護士や、構造や瑕疵問題に詳しい設計事務所などを交えて解決にあたります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.09 00:30:06
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