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マンション管理士イダケンが管理をグッと良くする

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カテゴリ:維持・修繕
ブログにお越しいただきありがとうございます。

マンションにあるインターホン設備は、戸建てのように単純に玄関前との通話につかうものではなく、集合自動扉のオートロックの開錠や、消防設備の通報連動や、ホームセキュリティーがある建物はその制御機能など、複数の用途を兼ね揃えています。

戸建の通話のみのインターホンはホームセンターで、安価なものは1万円ちょっとで買えますが、多機能のマンションインターホンは、共用設備の改修を含まれるため、1戸あたりの単価は戸建に比べて割高になります。

先日、築50年のマンションのインターホン改修が総会で決まりました。

前回設置してから約18年経過します。

そもそも、インターホンの改修が話題になったのは約5年前。この時は設備の老朽化と言うよりも防犯性能の向上と言う着眼点から、改良工事で資産価値を高めようというものでした。

その際は、賛同する方もおりましたが、商品(インターホン)がまだつかえるのに、無駄遣いではという意見も根強く、一旦この話は流れました。

その後、3年前に大規模修繕実施に合わせて、インターホン改修の話が浮上、アンケートや説明会を開催しましたが、改修賛成派と反対派の意見が膠着状態に陥り、話がなかなか進みませんでした。

そのころ、インターホンメーカーより交換部品供給が困難であるとの書面が届き、一気に話が進みだしましたが、過去の検討経過より、プロセスは慎重に進めようということになり、通常総会で、インターホン改修方針決定、前日の臨時総会でインターホン改修詳細と言う手続きを踏みました。

分譲マンションの意思決定は組合員の合議で決まるため、必ずしも合理的なやりかたがソフトランディングになるわけではありません。イダケンのブログで何度か書いていますが「急がば回れ」で多少非効率的で時間をかけても、大多数が納得した落としどころをみつかる場合もあります。

本やインターネットの情報で、こうすることがベターであると、総会決定までのやりかたを強く推奨する事例を見ますが、マンションによって、上程する課題によって、どのやり方がベターであるということはないと思います。





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最終更新日  2021.12.01 10:09:32



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