紫式部日記 船に乗っていた若い人も慌てて家の中に
「歓待したり冗談をおっしゃり」 「Dog photography and Essay」では、「愛犬もも」と「紫式部日記」の研鑽を公開してます。内裏の女房たちの突然の訪れに、船に乗っていた若い人たちも、あわてて家の中に入ったが、殿が出てこられて、なにもない様子で、歓待したり、冗談をおっしゃり、内裏の女房たちへの贈物なども、それぞれの身分に応じて与えられる。七日の御産養(うぶやしない)---九月十七日の夜、誕生七日目の夜は、朝廷主催の御産養。平安朝の貴族社会などで行われた通過儀礼の一つ。 小児誕生の夜を初夜といい、その日から3,5,7,9日目に当たる各夜ごとに親戚・知人から衣服・調度・食物などが贈られ、一同参集して祝宴を張り和歌・管絃の御遊に及ぶ。 産養の主要行事に廻粥(めぐりがゆ)の儀がある。