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碁法の谷の庵にて

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2005年05月30日
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テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:囲碁~自分のこと
学生十傑戦は結局残念な結果に終わった。私の棋力ではそれでもよくやった部類であるのは百も承知だが、やっぱり悔しい。

1回戦はお互い決め手がないままに怪しく白番1目半勝ち。次の2回戦で大学の後輩の女の子を黒番中押しで撃退した。しかも私の山で第一シードの人が私と大差ない人にケタグリを食らったために全国につながる最大最後のチャンスが巡って来た。


さて次の準決勝、相手は院生経験者で学生全国ベスト8経験者、今回も第2シードの某君。ここが最大の山場である。
黒番が当たり(白番希望ではあったが)、序盤相手のちょっと無理気味の手をとがめて一気に優勢を確立。そして中盤過ぎまで優勢を維持(むしろ広げたか?)する事に成功。しかし彼はもともと序盤は苦手で悪くなってからの力がものすごいと別の院生経験者が語っていたのを強烈に思い知ることになる。
まず相手の一方地を荒らし方々相手の壁を攻める手が浮かびやっていく。ところが向こうは愚形も何も構わずウルトラ味の悪い形で切断、全取りかけを決行してきた。しかしここは私の読み勝ちで一部をがっちり生きて勝勢…だったはずだった。
しかし読み勝っていたのは彼だったのかもしれない。代わりに向こうの石が厚くなり、よく見るとかなーり怪しい石が…そして大ポカ発動。それでもまだ細かいみたいだったが、その後の彼のそつないヨセの前についに投了に追い込まれた。参った。


終わった後大学の新入生や後輩としゃべって少し気分が落ち着いた。最近、というよりここ1年半くらい、サークルの方には合宿などごく一部のイベントを除いて全く行っていない(資格試験が忙しい…)のだが、いい後輩が入り他大との交流・OBの先生方も含めていい雰囲気で運営されているようだ。大会成績の方も団体も個人でも絶好調だし、こんなに喜ばしいことはない。
私も一区切りついたらもう一度行こうかな。





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最終更新日  2005年05月30日 21時43分27秒
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