碁法の谷の庵にて

私の現役大学生としては最後の個人戦、学生王座戦関東予選がある。
卒業単位は取れそうなので今年で最後になるだろう。大学院に行って学生十傑に出る可能性はあるが、「大学生」としてはラストである。

先日語ったとおり一次予選を突破しても司法試験で二次予選に出られないので万一勝ち上がっても全国には事実上行けない。しかしせっかく800円払ったのでどぶに捨てたくない。とりあえずこんな日程を設定した連盟を困らせてやれ。
ちなみに調子は上々。勉強に追われて息抜きにしか打てないネット碁も快進撃で７段に届く勢いである。今日も勝った。


私の場合、気楽に打っている方が碁の内容はともかく成績はよい。
地元の世界アマ戦で全国入賞経験者と当たることが事前に決まっていてどうせ負けると気楽に打っていたらド負けの形勢で相手が大ポカを発動してあれよあれよとベスト4。
高校時代の大会でも、最後の地区の大会にそんな気分で臨んだら相手の大ポカに救われ決勝進出。決勝もなぜか優勢で妙な欲心を出したらヨセで損を重ねた上に最後の1手をミスって半目負け（コミ5目半で白番）と言うものすごいオチがついている。


さて、私に引導を渡すのはどこの誰であろうか。それとも引導を渡されることなく終わるのであろうか。今から少し楽しみである。
それにしても、この間の学生十傑とかの時はこんなにリラックスをしてなかったなあ。