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テーマ:好きなクラシック(2292)
カテゴリ:クラシック音楽
グリーグ作曲ホルベルク組曲(注)を最近好きになり、よく聴くように
なりました。 ある知人が、「クラシック音楽のジャケットってきれいですね」と言って いましたが、言われるまで気付きませんでした。確かにそうかもしれま せん。大抵、好きな演奏家か、批評を参考にして購入しているので、あまり 気にとめていませんでした。けれど、この ウーレ・クリスティアン・ルード指揮 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 のSACDは、ジャケットに魅かれました。 Alix Drydenの作品だそうです。 実際、演奏もすばらしく、本家本元らしく共感にあふれたものでした。 ホルベルク組曲には他に優れた演奏も多く、オルフェウス室内管弦楽団 は春らしいわきたつような響きが生まれています。指揮者をおかない、 このオケの特徴でしょうか。 一方、ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団は冬のようなイメージで、また 別の曲のような感じがします。 バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団は、思い入れたっぷりの 演奏で、他の演奏では目立たなかったフレーズが聞こえてくるのが面白い です。 (注)ホルベルクとは、ノルウェー出身の劇作家ルトヴィ・ホルベアのことで、 ドイツ語読みでルートヴィヒ・ホルベルク。1684年に生まれ、1754年に 亡くなった。1884年、ホルベアの生誕200年を記念して、ノルウェーの ベルゲン市がグリーグに委嘱した作品。バロック時代と重なるため、 グリーグはバロック組曲の形式で作曲した。もともとピアノ曲だったが、 弦楽合奏に編曲された。 第1曲:プレリュード(前奏曲) スカルラッティ風に。 第2曲:サラバンド クープランとラモー風に。 第3曲:ガヴォットとミュゼット クープランとラモー風に。 第4曲:アリア バッハ風に。 第5曲:リゴードン ヘンデル風に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月27日 06時10分02秒
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