カテゴリ:真空管
CV1079という真空管を入手しました。
背は低いけど、カッコイイ真空管です。 807類似とも云われているようですが、果たしてどうなのでしょう... 詳しくはThe Valve MuseumのCV1079の資料を参照下さい。 ピンは欧州のB5にトッププレートです。 したがって、6L6用のアンプに挿すにはアダプタを作らなければなりません。 ヒーターは6.3V1.25Aでプレート損失は25W程度だそうです。だいたいB5ソケットの物は4V管が多いですが、これは6.3Vなので有り難いですね。そのまま使えます。 アダプタを作らねば...ということで作ってみました。 プレートは807より短く横に広い感じですね。 送信管なので造りはきちんとしています。 上下はシールドになっていてヒーターが見えにくいというのが一寸残念。 見た目は悪いですが、アダプタを作ってみました。 etracerで計測してみましょう。 1本目 Ep=280VでEg1=-18.5Vのとき、 Ip(+Ig2)=54.52mA Ig2=3.34mA rp=1619Ω gm=5267μS μ=8.5V/V 2本目 Ep=280VでEg1=-18.5V(1本目のIpに合わせました)のとき、 Ip(+Ig2)=54.65mA Ig2=3.56mA rp=1565Ω gm=5399μS μ=8.5V/V 807の特性も参考として載せておきますね。 如何でしょうか、 総じて「見た目は違うけど、ほぼ807」といえます。(プレートの耐圧は低目ですが、オーディオでは高くても350~400V程度でしょうから、あまり関係なさそうです) とても素晴らしい音楽を奏でてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 4, 2023 05:49:30 PM
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