カテゴリ:真空管
ヤフオクで面白そうなアンプが出ていたので購入してみました。
GU-17(ГУ-17)は、6360(CV2798やQQE03/12の互換と云われるビーム四極菅です。 アンプの回路は、下記の構成です。(回路図も前オーナーから頂きました) ・12AX7の1/2が初段 ・12AX7の2/2がPK分割 ・6360が終段で内部2ユニットをプッシュプル (G2共通なのでビーム管接続です) カソードは共通なので、自己バイアスの場合は2ユニットの電流バランスはとれません。 ユニットにバラツキが多いと厳しそうですが、そこまで気を遣わなくても大丈夫そう。 ヒーターを灯すとこんな感じ。 良いですね! 1本だけetracerで特性を測定してみました。 カソードやスクリーングリッドが共通のものは片ユニット限定での測定が難しいのでパラレルでの測定とします。 Eh=6.3V, Ih=0.75A 三極管接続 Ep=230V Eg1=-20.0V Ip+Ig2=45.15mA Ig2=5.23mA rp=1300Ω gm=5965μS μ=7.8V/V ビーム管接続 Ep=230V Eg2=150V Eg1=-9.3V IP=44.96mA Ig2=2.93mA rp=42013Ω gm=6711μS μ=281.9V/V サンプルは1本だけですが大体の傾向はわかった気がします。 さて肝心のアンプですが、使用中に突然左チャンネルだけが音出ずになってしまい。 何かの部品が外れかけている感じなので後日修理します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 12, 2024 04:40:00 PM
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