★電力を駐車場に貯める?
小飼弾さんの「404 Blog Not Found」に掲載された記事をご紹介。 今欲しいのは、場所をなるべく選ばず、簡単に設置でき、ピーク需要をカバーする蓄電施設。 そんなものはない・・・・いや、実在する、電気自動車のバッテリー・・・・昨年12月発売の日産製電気自動車「リーフ」 航続距離は200kmでプリウスの1/4で物足りないが、容量を見るとまるで別物、24kWh。 これは一般家屋設置型の太陽光発電所の定格、すなわち最高出力を6時間にわたって出せる。 一年365.2425日をかければ8766kWh。これは日本人一人あたり電力消費量に匹敵。三人の家庭電力をオール夜間電力化できてしまう。 20万台で480万kWh蓄電できることになる。(24kwh x 20万台 = 480万kwh) リーフのバッテリーの値段を150~200万円として20万台掛けると、3000~4000億円で蓄電できることになる。 これが高いか安いか。すでに確立された蓄電技術と比較してみよう。 神流川発電所。今年7月に完成すれば、東京電力最大の揚水発電所になる。最大出力270万kW。最新の原発(ABWR)二機分に相当。総工費約5,500億円。1997年に着工して今年完成。水力だけあって場所も選ぶし時間もかかる。 ピークを凌ぐ目的に着目すれば、その半分もの蓄電力が、わずか一年とちょっとで来年の夏には手に入るかも知れない。しかも揚水発電は蓄電損失が3割出るのに対し、こちらはずっと少ない上、なんと普段は乗用車になる(笑)。 十万台で原発一機分オフピーク。100万台だって夢ではない。プリウスはすでにそれ以上売れたし、その頃にはバッテリのコストパフォーマンスだってずっと上がっているだろう。 ・・・えーーっ、電気自動車のバッテリーで、電力不足が解消・・凄い発想で・・ 【今日のLife Hack:やれなかったのでは ないんだな やらなかったんだな byみつを】<日産HPから><バッテリー>