165475 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

イカタロウのぐーたら日記

イカタロウのぐーたら日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

プロフィール

イカタロウ

イカタロウ

お気に入りブログ

新緑 南禅寺 人の… New! くり坊 1号さん

蕎麦アレルギーの木… 蕎麦アレルギーさん
WOODPROスタッフblog… WOODPRO加島さん

バックナンバー

2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2008.02.27
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、なんか中国づいていて、
結局2月は劇場まで足を運んで中国映画を2本も見てしまいました。

一本めは、ベネチア映画祭のグランプリということで話題の「ラストコーション」。last.jpg

1940年代の上海が舞台の敵対する諜報機関の男女を描いた作品です。
トニー・レオン扮する諜報機関のボスとスパイとして送り込まれたタン・ウェイ扮する女性諜報員の、どちらもが、とても魅せる演技で、印象的でした。

濃厚なラブシーンで、かなり話題になったとのことですが、
まあ、こちらはモザイクもちゃんとかっかっていたし?
たぶんに宣伝効果を狙ったんじゃあ・・・、と思ってしましたしょんぼり

ワタシテキには、ラストが「ええ、これで終わり…」という感じではありましたが、
まあ、実話が元になっているという話もどこかで聞いたし、
そうだとしたら、こういう終わり方しかなかったのかもしれません。

ネタばれになるので、詳しくは書けませんが、
ヒロインがクライマックスでとった行動を、もし私だったら…なんて考えると
また映画がより楽しめます。


さて、もう一編は、「長江哀歌」choukou.jpg
2007年度キネマ旬報ベストテン外国映画第1位をとった作品です。
三峡ダム建設で沈む街を舞台に、それぞれ別れ別れになった家族を探しに来た2人の男女が描かれます。2人の話はそれぞれ別個に進み、それぞれの結末を迎えますが、ダムに沈む街で生きる名もない人の哀切が、丁寧に描かれ、じわっと胸に染みてくる映画でした。

厳しい現実の中で、自分の置かれた立場や環境に押しつぶされそうになりながらも、
けっして人生を投げ出したりせず、忍耐強く、喜怒哀楽を重ねていく人々。
派手さなんて、どこにもない、そうしたたくさんの人々の暮らしこそが、
長い長い歴史を作ってきたんだと、改めて気づかされました。


まったく異なるふたつの中国映画でしたが、どちらもそれぞれに印象に残る映画でした。
どうやら、今年も心惹かれるのは、やはりアジアになんでしょうか・・・目






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.02.28 02:23:13
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.