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カテゴリ:投資手法
昨日が上場初日となったポーラ・オルビスホールディングス(4927)ですが、1800円の公開価格に対して、初値は1693円でした。公開価格に対して6%下回りましたが、寄付後は急反発しました。
私は当初から1693円という値に注目していたのですが、メジャーSQで多数の銘柄が大きく動いたことに目を奪われているうちに、チャンスを逃してしまいました。 なぜ1693円という値に注目していたのかと言うと、証券会社の引受価額が 1693.80円だったためです。 詳しくは、「公募価格割れIPO後の大口買い」 をご参照ください。 私は1693円に大口買いが入ることを想定し、公開価格を割れた場合には、初値が1693円になる可能性が高いと予想していました。そして1693円を割れたら、ある程度下落したところで購入する計画でした。 寄り付き直後に1666円まで急落後、すぐに急反発しているので、計画通りに行動していれば、成功していたはずです。SQなどに目を奪われずに、ポーラ・オルビスに集中すべきでした。二兎を追うもの一兎をも得ずですね。 Paltac(8283) の時 もそうだったように、オーバーアロットメントがあるIPOの場合には、引受価額に大口買いが入る可能性があるため、この価格で株価は一旦下げ止まる傾向があります。 今回は引受価額割れから引受価額までの反発を狙っていましたが、引受価額が抵抗線になるとわかっているのであれば、引受価額で買いに入って急反発を狙う方がよいかもしれません。もしも反発しなければ、引受価額を割る前に撤退すれば、リスクは少なそうです。 ただしトランザクション(7818)のように、初値が引受価額と同じ1295円で寄り付いた後、反発することなく更に下げ続ける場合もあるので、確実に撤退することが重要です。 次のチャンスは、12月15日に上場する大塚ホールディングス(4578)です。 引受価額は2003.4円です。 2004円と1973円あたりの2段構えで注文を入れておこうかな。 大塚はIPOの抽選に当選したので、公開価格割れしないで上がってくれた方がうれしいですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.11 09:02:51
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