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カテゴリ:養生法
いい天気が続いていますね
久々の休みなのでの~んびり過ごしています。 昨夜は8時過ぎにはもう寝てしまって今朝起きたのは8時過ぎ。ちょっと寝すぎかなあ。 久々にお昼ご飯、作りました。 以前頂いたニンニク、冷蔵庫の中で芽を出し始めていたのでどうしようか考えてました。 たまにはいいかって、ガーリックパスタを作ることに。 きのことほうれん草、ニンジンたまねぎ・・・野菜の具沢山パスタ。 たまに頂くとなんかうれしいですね 食は人をよく養い、また人をよく損なうといわれてます。 ほんとその通りだと思います。 以前、講義が終わった後、あるお母さんからの相談を受けました。 子どもがご飯を食べないんです、と。 で、よくお話を聞くとご飯を食べることが出来ないのではなくって、食べようとしないことが分かりました。 学校から帰ってきてジュースとスナック菓子を手にゲーム。 問題は簡単なようでもこれがなかなか大変です。 子どもの頃に身に付いた味覚と習慣はなかなか変えるのは困難です。 小学生の高学年くらいになるとなかなか親の言うことを聞かなくなります。 ジュースやスナック菓子、ハンバーガーなどのファーストフードは味が濃いので味覚オンチになってしまいます。 野菜の持つ自然で繊細な風味や甘みなどが分からなくなってしまいます。 東洋医学最古の古典 黄帝内経<素門> には、飲食の節制を幾度も繰り返し戒めています。 その中の「陰陽応象大論」の中で、味の濃いものは身体に熱を生じさせ、薄い味のものは気を通じさせるとあります。 東洋医学では体温計で計る熱はあまり重視しません。 熱=陽に身体が傾くと、うんちやおしっこ、体臭などの臭いがきつく感じるようになります。 冷えたお料理を温めると臭いがしてきますでしょう。東洋医学では、すべてこのように具体的事実を五感で察知します。 身体が大きく熱に傾くと、気を発散させてしまったり、何もしないのに消耗して疲れやすくなります。それに化膿しやすかったり感染症にもかかりやすくなります。 アトピーの方などは、お風呂に入ったりお布団に入って身体が温まると症状が悪化するとおっしゃる人が多いです。 アトピーに関しては食べ物だけが原因ではないのですが、大きなひとつの要因になっていますのでご一考ください。 さらに、子どもさんが喜んで食べるからといって、パンや乳製品、から揚げシュウマイなどの油脂を多く含んだものを日常的に食卓に上げるのは本当によくお考えください。これも熱を生じさせます。 子どもさんが何を好むかは、申し訳ないのですが親御さんの責任です。 西洋医学的な見地からですが、大いに賛成できることが「食肉と健康に対するフォーラム」に記されています。興味のある方はご一読ください。 飢えて亡くなる方よりも、失望して亡くなる方が圧倒的に多いこの現代において、健康で活き活き生きていくことがなぜこんなにも難しくなってしまってるのだろうと思います。 食べ物に好き嫌いが言える生活の豊かさに感謝。 今、目の前にある食べ物に感謝。 お腹一杯に食べれることに感謝。 これに尽きるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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