カテゴリ:千歳市
支笏湖をイメージした「アキヒメ温玉ライス」
札幌市から車を走らせて、国道453号線経由で約1時間。 支笏湖にアキヒメを使った新ご当地料理、 「アキヒメ温玉ライス」があると聞いて 支笏湖温泉街へやってきました! 「アキヒメ温玉ライス」は、千歳市と支笏湖周辺のホテル・旅館、 支笏湖温泉商店街の飲食店が中心となり、 千歳の特産品を使って名物料理を作りたい! という想いから誕生しました。 ヒメマス料理はすでに支笏湖の名物として知られていますが、 とても美味しいと同時に高価でもありました。 そこで、ヒメマスの親魚であるアキヒメを利用して、 リーズナブルな値段で食を楽しめる名物料理を作ることに なったそうです。 今回は、「アキヒメ温玉ライス」を提供しているお店の中から、 大正4年から続いている「支笏湖 丸駒温泉旅館」へ おじゃましました。 そして丸駒温泉旅館総支配人で、ご当地グルメ開発事業支笏湖実行委員会 の委員長である佐々木義朗さんにお話を伺いました。 「アキヒメ温玉ライス」は、平成22年4月11日(日)におこなわれた、 「第34回支笏湖湖水開き」に合わせて、販売開始となりました。 佐々木さんはとしては、商品開発も根底にはあったけれど、 これを機会に各施設の店主・料理人たちとの 横のつながりを作りたい!と思っていたようです。 実際に横のつながりを持つことはできましたが、 アキヒメを使った料理で何ができるか試行錯誤が 続いたようです。 剥製にしてみたり、干してみたりといろいろ試されたそうですが、 当初はアキヒメ特有のにおいやクセが強く、 うまくいかなかったようです。 そしてアキヒメでフレークを作るという方向に辿り着いたようです。 アキヒメフレークを使って、飯鮨(いずし)・パスタと 作られたそうですが、アキヒメを使った料理という感じが出せず、 今の「アキヒメ温玉ライス」が誕生したようです! お話を伺っている間に、「アキヒメ温玉ライス」が できあがりました!! アキヒメ温玉ライス 945円 食べてみると、アキヒメの臭みは少なく、食べやすくなっています。 中に入っている玉子や、「あん」とからめて食べるとまろやかになり、 オススメです! 「アキヒメ温玉ライス」が製作する上でキーワードとなったのは、 「ストーリ性を持たすこと!」で、プレートの中は 支笏湖をイメージして作られています! ・樽前山をイメージした「アキヒメフレークごはん」 アキヒメフレークを混ぜ込んだごはんは 樽前山をイメージしています。 ・湖畔の森をイメージしたサラダ 支笏洞爺国立公園の属する支笏湖一帯の豊かな 森林を極力千歳産の野菜を使って表現しています。 ・支笏湖をイメージしたあんorソース 支笏湖の湖を支笏湖周辺のホテル・旅館、 支笏湖温泉商店街の飲食店オリジナルの 「あん」または「ソース」で表現しています。 ちなみに!樽前山をイメージした「アキヒメフレークごはん」の中には、 温泉地としての支笏湖を表現する為に、温泉玉子が入っているんですよ! ヒメマスのふ化場 支笏湖畔にある支笏湖漁業協同組合のヒメマス孵化場 支笏湖にはヒメマスのふ化場があります。 こちらで毎年春先に稚魚を放流すると、 4年後に子供を生みに戻ってくるようです。 川がないので、沢水を使って人工的に川を作っていて、 そこが自分の育った川だと思って、 湖から飛び越えて登ってくるようです。 佐々木さんは毎年ヒメマスが戻ってくる時に ヒメマスを見に、こちらのふ化場に足を運んでは そのヒメマスの懸命な行動に心を打たれているようです。 アキヒメ温玉ライスの10のルール。 「アキヒメ温玉ライス」には10個のルールがあります。 1.支笏湖産の「アキヒメ」を使用する。 2.「アキヒメ」はフレーク状にして、ごはんと混ぜる。 そのごはんの中に、温泉や溶岩をイメージした温泉玉子を入れる。 3.支笏湖をイメージした「あん」または「ソース」をかける。 4.支笏湖の森をイメージした、道産野菜(極力千歳産野菜) を盛り付ける。 5.アキヒメごはん、あん、野菜はひとつのお皿に盛り付ける。 6.ごはんは「北海道米」を使用する。 7.支笏湖畔散策が楽しめるMAPをランチョンマットに使用する。 8.プレート+汁物+デザート(極力千歳産のものを使用) のセットで提供する。 9.価格は945円(税込み)とする。 10.醤油や味噌などの調味料も極力地元で製造されたものを使用する。 このようにできる限り千歳産の食材を使うことにこだわっています。 千歳産が難しいときは極力道産にこだわっているようですよ! また「アキヒメ温玉ライス」のプレートの下には ランチョンマットのように支笏湖見所MAPを敷いているようです。 解説も載っているので、支笏湖を観光される方はまず、 「アキヒメ温玉ライス」を食べるのをオススメします!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「アキヒメ温玉ライス」は支笏湖周辺のホテル・旅館、 支笏湖温泉商店街の飲食店計8店舗において販売されます。 ●丸駒温泉旅館 レストラン駒草 住所/千歳市支笏湖幌美内7 TEL/0123-25-2341 ●メメール 住所/千歳市温泉番外地 TEL/0123-25-2731 ●民宿・お食事処 支笏荘 住所/千歳市支笏湖温泉 TEL/0123-25-2718 ●支笏湖第一賓亭留 翠山亭 草庵 住所/千歳市支笏湖温泉 TEL/0123-25-2323 ●食事処 寿 住所/千歳市支笏湖温泉 TEL/0123-25-2642 ●支笏湖観光センター 住所/千歳市ポロピナイ番外地 TEL/0123-25-2041 ●休暇村支笏湖 住所/千歳市支笏湖温泉 TEL/0123-25-2201 ●しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(うた) 住所/千歳市支笏湖温泉 TEL/0123-25-2211 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 取材店名 支笏湖 丸駒温泉旅館(レストラン駒草) 住所 〒066-0287 北海道千歳市幌美内7番地 TEL./FAX TEL. 0123-25-2341 FAX. 0123-25-2715 取扱商品 アキヒメ温玉ライス 他 取材商品 アキヒメ温玉ライス 945円 販売期間 通年 営業時間 午前11時00分~15時00分 定休日 無休 取扱店 自店(尚、支笏湖周辺のホテル・旅館、 支笏湖温泉商店街の飲食店でも各加盟店毎の アキヒメ温玉ライスが販売されています。) ホームページ http://www.marukoma.co.jp/onsen.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月28日 15時30分33秒
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