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2018年02月22日
カテゴリ：投資 不動産投資 海外投資
 「使わなくとも、自己資金は必要ですよ」、正確には「使う使わないは別として金融資産は必要ですよ」が正しいですね。 巷には、まだ「自己資金０でできる不動産投資」みたいなセミナーがある様です。 てっきり、こう言った投資スキームはスマートデイズ問題が大事件になったことで、なりを潜めていると思ったのですが、図太いですね。 では、実際に「自己資金０で不動産投資が出来ないか？」って言うと、確かにできないことはないでしょう。 しかし、一般論や常識論で考えてみれば判ると思いますが、全くお金のない人に金融機関が融資しようとするかって言うと、余程の背景が無い限り応じません。 また、ごくごく一般的な仕事柄で自己資金が０の人に融資するならば、その事自体を疑う必要がありますよね（イレギュラーな手法が使われているかもってことです）。 もし、「本当に自己資金を持たない人が不動産投資をして良いものか？」って問われたら、私なら「やはり（投資を）するべきではない」と答えるでしょう。 中古物件だと、買ってから早い時期に修繕で費用が掛かったり、いきなり退去者が出たりと、そうそう常に順風満帆でいられるとは限りません。 新築だと、こう言ったリスクはまずないでしょうが、いきなり満室になることはないので、やはり一定期間はマイナスＣＦになるのを覚悟しておく必要があります（サブリースの怖さは、レオパレス問題やスマートデイズ問題でお分かりの通りです）。 そう言えば、「大家さん＝不労所得が得られる」って考えている方も未だに結構いる様ですが、そう甘くありませんよ。 実際に自らの身体を動かして行う作業や対応は多くはないものの、結構、考える事や決断する事があって、更にそれらからのストレスを考えるととても不労所得なんて表現は使えません。 もし、本当に不労所得を得たいのならリートでも買った方が良いです。 さんざん使った表現ですが、やっぱり不動産投資の肝は「原理・原則」なんですよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018年02月22日 16時49分58秒
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