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劇書房ベストプレイシリーズの一冊。
映画の戯曲版書籍です。 '70年~'80年代、演劇のコーナーがあるちょっと大きめの書店には、 必ずこの黄色い本が置いてありました。 本作品は、もともとはテレビ・映画シナリオの決定稿ですが、 日本語翻訳版の本書籍では、日本での「上演」を希望して 戯曲版を採用したとのこと。 ただし、3号の息子の写真のシーンなどいくつかのシークエンスは、 テレビ版シナリオ部分を採用してあります。 確か数年前に俳優座で観たときは、この写真のくだりがあったような 気がしますが、先日の蜷川版にはありませんでした。 作者のことば、はじめに、訳者あとがき、編集部の付記、 10点以上の映画スナップなどもあり、映画のファンにも 十分楽しめる本です。 この後、'95年に新装版が発行されました。 表紙: 巻頭のモノクロ・ピンナップは、映画版のキャスト写真を掲載。 他にも映画の名シーンの写真を3枚掲載しています。 これを見ながら読むと、イメージがより明確になります。 ↓右上から1-2-11-12番: ↓右上から3-4-5-6-7番: ↓右上から8-9-10番: 『十二人の怒れる男』 レジナルド・ローズ 著 額田やえ子 訳 発行:劇書房 発売:構想社 1979年第一刷発行/1990年第十刷発行 本体価格:1408円 158ページ ------------------------------------------ 映画版データ: 「十二人の怒れる男」 12 Angry Men 監督:シドニー・ルメット 製作:レジナルド・ローズ/ヘンリー・フォンダ 脚本:レジナルド・ローズ 音楽:ケニヨン・ホプキンス 出演/吹き替え音声: 陪審員1番 マーティン・バルサム 峰恵研 陪審員2番 ジョン・フィードラー 矢田稔 陪審員3番 リー・J・コッブ 宮川洋一 陪審員4番 E・G・マーシャル 鈴木瑞穂 陪審員5番 ジャック・クラグマン 阪脩 陪審員6番 エドワード・ビンズ 山内雅人 陪審員7番 ジャック・ウォーデン 青野武 陪審員8番 ヘンリー・フォンダ 内田稔 陪審員9番 ジョセフ・スィーニー 浮田佐武郎 陪審員10番 エド・ベグリー 金井大 陪審員11番 ジョージ・ヴォスコヴェック 大久保正信 陪審員12番 ロバート・ウェッバー 仲木隆司 公開:1957年 上映時間:96分 楽天レンタル:楽天レンタルで「十二人の怒れる男」を借りよう 販売DVD:■期間限定!全品ラッピング無料!【21%OFF!】十二人の怒れる男 (1957年度製作版) 【ベスト... 映画版・ぽすれんレンタル: 監督:シドニー・ルメット 出演者:ヘンリー・フォンダ、 リー・J・コッブ、 エド・ベグリー、 マーティン・バルサム、 E・G・マーシャル 収録時間:96分 レンタル開始日:2002-03-08 Story ヘンリー・フォンダが製作・出演、裁判での12人の陪審員たちの討論を丹念に描いた、映画史に輝く傑作ドラマ。殺人容疑の青年に対し、11人の陪審員が有罪と判定したが、1人の陪審員が異議を唱えたことから白熱の討論が始まり、緊張した時間が流れる。 (詳細はこちら) ☆ 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.28 00:22:21
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