オブセマチアルキ
小雨降る中、小布施の街を歩くイベントに参加しました。「里道プロジェクト 栗の里道フルコース小布施ランチトレッキング」ワインを飲みながら、おいしい料理を味わうイベント程度の理解だったのですが、東京理科大学・小布施町まちづくり研究所とプロジェクトチームを作って開催されたすばらしいイベントでした。いただいたパンフレットより「開催のご挨拶小布施では、これまでのハコモノ行政への批判として、「道空間」(都市の毛細血管)の整備からのまちづくりを、さまざまな形で展開しています。路地やあぜ道を整備して、まちやむらに人の動きを生むものです。小布施町は果物のまちですから、いろいろな果樹の花や実が風景を彩って、道を歩くだけで楽しく、ウォーキングのために小布施を訪れる人が増えています。われわれの周囲で、楽しく歩く場所が減っているのでしょう。そこで、研究所では「里道プロジェクト」と呼んで、あくまでも自然な状態を維持しつつ里道をまちやむらに整備すると同時に、沿道の土蔵・納屋・蚕室などを休憩所や直販所に再生する運動も始めました。拠点作りです。その一つが、この5月23日(日)に開店します。イタリアン+小布施ワインのレストランです。今日は一日だけの本格的料理です。周囲の栗の間にテントを張って、ステキナ自然レストランを作りました。場所づくりは、学生たちが実践です。土壁の下地となる小舞あみ(スクリーンとなって周囲をかこいます)、地面のたたき仕上げ、屋根に白防水シート張り、そして、栗の木の間にテントを張ってゆきます。これだけです。これで、けっこう素敵な空間が生まれます。ぜひお楽しみください。」大勢の学生さんたちがお手伝いをしてくださり、里道を歩きます。雨もまたよし、という感じで気持ちよく歩くことができました。ランチ会場の看板の先にあるレストラン。昨年の秋から学生さんたちが改装されたのだそうです。酔いも手伝って、こんな景色にココロが落ち着いきます。小布施ワイナリーさんのワインセラーでデザートもいただきました。ホントに後味の良い、気持ちのよいイベントでした。料理は、相模原ドリームファームの梅沢シェフと鈴花さん。人のつながりがとても温かく感じたすばらしいイベントでした。ありがとうございました。+ + +<今日のコピー>つながりが生むもの。