～徒然なるままに@サウジ～

行った人にしか分からない屈辱の巣窟（？！）とでも言いましょうか・・・

ホントーに、今思い返してもムカつくっ

あぁ、怒っちゃいけない・・・

怒るとそれだけ自分が不幸になりますよ、とスリランカの偉いお坊さんが書いていたんだった。

（怒ったら確実に自分だけは嫌な気分になるもんねぇ、言い得て妙です）
 読みやすい＆割と安い本です。私は貸してもらったんですが（＾＾；）

えー、話を戻します

約４年前、我々がサウジに赴任したばかりの頃は女性は郵便局に入りにくかったようです。

正面玄関から入ろうものなら係員がすっ飛んで来て別室送り、サッサと用事が済むらしい

という噂を聞いた事が。

ところがいつの頃からか女性もフツーに郵便局へ行けるようになったらしく・・・

今年の４月頭、日本に小包を送るため、箱を３つ抱えて仲良しのインド人運転手さんの車でコンパウンド近くの郵便局に連れて行ってもらったんですよ

建物には番地があるにもかかわらず、サウジじゃ郵便物はほぼ全てが私書箱行き

番地の証拠写真：

小さいけれど壁に数字があります。

猫も杓子も私書箱を持っているので、少し大きめの郵便局には私書箱がズラーッと並んでいて壮観です

ただ・・・

普通の郵便局にはサービスの概念が全くありません

ガランガランの局内に「あら空いてるじゃない」と喜んで行った所でカウンターのおっさんは、

無視。

「すみませーん」とこっちが言っても、

無視。

２０年前の中国と全く同じ

こんな感じです：

ネット上にハゲチャビンおっさんの顔を晒させていただきました（爆）

インド人運転手が見かねて助太刀してくれましたが、おっさんの答えは、

「サラー（お祈り）の後だ、バーデンバーデン（←アラビア語で’あとで’の意味）」

取りつく島もなし

入口には営業時間８：３０より、と書かれているのに。

朝９時半に行ってこの状態ですのでね。

ちなみに次のお祈りタイムは昼の１２時、どんだけやる気がないんだか

ハゲチャビンおっさんでは全く話にならないので隣にいた男性局員に声をかけました。

で、

あんたも無視かい（ーー）

私がカウンターに乗せた箱をチラッと見てやっと一言：

「カビール （←アラビア語で’大きい’という意味）」

箱が大きすぎるから当局では扱えない、ですと。

おいおい、そんな郵便局ありますかいな。ゆうパックの「中」の箱よりも小さいぞ

しかもそのおっさん、隣で私とハゲチャビンとのやり取りを聞いているはずなんですがね・・・

要は面倒な事はやりたくない、それだけ。

さんざん時間をかけさせておいてこの仕打ち、忘れたくとも忘れられそうにありませぬ。

インド人運転手さんが嘆いていました：

この国は外国人にはすごく冷たい。いつもサウジ人が優先されて、俺なんか出稼ぎインド人だからいつも一番最後、ものすごく時間がかかるんだ。インドの郵便局じゃ外国人は最優先なのに。

それで一瞬インド方式っていいなーと思ったのですが、よく考えたら不公平じゃんねぇ？

ちなみに・・・サウジ人でさえ郵便局のチンタラぶりには閉口するそうです。

だったら改善させてー！

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お手紙は私書箱までお願いしますm(_ _)m