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カテゴリ:運用成績
ミニ株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の9月22日現在の運用成績は、基準価格11069円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べて若干戻した。米国発のサブプライム問題で株価が急降下した影響で、軟調な展開が続いている。短期売買を行わず、分散投資を長期に続ける手法がどこまで通用するのか、自分でも分からない。今月に関する限り、「下がった部門」を「上がった部門」で帳消しにしてくれる「効果」は、幾分かは現れたような気がする。
プラスに貢献した部門 ・投資信託:三菱UFJワールドリートオープン、フィデリティグローバルファンド 世界のリート(不動産投資信託)市場は、大幅な調整が続いている。そもそも過熱感が強かっただけに、調整が入るのは当たり前かもしれない。しかも米国におけるサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)の焦げ付き増加による金融不安も大きかった。円高の影響も強い。こうした市場環境はもちろん投資信託の基準価格に影響を及ぼす。今回は、調整局面からの反発で評価額がプラスになっていた。 フィデリティグローバルファンドは、全世界の株式に投資するファンド。米国株の動きに大きく作用されるが、全くその通りだった。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げを受けて株式相場は反発、基準価格も回復を見せている。ただし、商品価格が歴史的高値をつけるに及び、株価反発も長続きしていない。サブプライムローン問題に対する米国の「次の対策」が注目されよう。 商品:金積立 商品価格が高騰している。原油価格も高騰、しかもドル安とくれば、金は高くなる。はっきり言って日本株(ミニ株)の下落を金が帳消しにしてくれた。これぞ分散投資の醍醐味なのかもしれないが、金は積立中、価格が高騰すれば買える量が少なくなってしまう。理論的には財産の保険、これ以上の役割を担えないのが「金」なのかもしれない。 マイナスに作用した部門 ・日本株(ミニ株):新生銀行、キャノン、野村HD 新生銀行の株価が下げ止まらない。前年の半分以下になってしまった。連結子会社のアプラスに至っては、去年の最高値780円から72円に下落している!音楽好きな私はツタヤのアプラスカードを愛用している。環境の悪化にめげずに頑張って欲しい。 野村HDも冴えない展開だった。クレディ・スイス証券による投資判断引き下げが報道されると、一気に6%も下落することに。野村さんといえども、今年の市場の混乱からは容易に逃れられないことを示した。先行き不透明な日々は当分続くようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.22 14:17:17
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